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20240611 風邪だぜ

久々に風邪をひいた。コロナを換算しなければ、5年くらい普通の風邪にはかかっていなかった。6月7日に、静岡の渓流を好奇心から、1人で泳いだ。そのとき、奥歯がガタガタ鳴るほど凍えたので、たぶんそれが影響していると思う。その日は何も感じなかったんだけど、渓流を泳いだ日の夜に新幹線で帰宅し、色々あったので睡眠不足だったのかもしれない。翌日にはクシャミが出ていた。

いつも風邪の引き始めには、ビタミンCをがぶ飲みしたりとか、葛根湯を飲んだりとか、グルタミン飲んでみたりとか色々する。けど、結局1日で治ることなんてない。毎回、完治するのに5日~7日くらいかかる。それならひき始めに栄養素ぶち込んでもぶち込まなくても変わらないんじゃないかと思うんだけど、俺は「自分で最善を選んでる感覚」が好きなので、毎回ぶち込む。ビタミンCなんか2時間に1回1000mgずつ飲むし、葛根湯も朝昼晩飲む。水もめちゃくちゃ飲む。

俺の風邪の治り方はいつも同じ。風邪をひいてから4日目くらいにドバーっと寝汗をかくときがやってくる。そこを私は峠と呼んでいる。それが夜の時もあれば、昼の時もあるけど、とにかく衣類がぐしょぐしょになるほど汗をかく。それが終わると、次の日には体のだるさなどは落ち着いていて、軽い喉の痛みや咳くらいになる。今日がその峠だった。深夜に寝苦しさから暗い部屋で目覚め、汗でびっしょりのTシャツを着替えて、また寝た。

汗をかくことで風邪を追い出しているんではないかと思って、風邪気味のときにサウナや風呂、体が疲労しない程度の軽い運動などで汗をわざわざかきにいったこともある。それでも1日で治ることはなかった。やっぱり5~7日、風邪は体の中に居座る。そして、同じように峠がやってきて、同じように体が治っていく。

風邪の原因はウイルスらしい。私は清潔な環境で丁寧に生きている人間ではないと思うので、いままでウイルスに晒されていなかったとは考えにくい。だから、私が風邪をひく時は、だいたい免疫が弱ってしまったときだと思っている。普段から晒されている脅威に体側がついていけなくなったのだと思う。今回は寒さと、寝不足で。

職場に務めていたときは、どうせ5-7日は風邪っぽいんだからと諦めて風邪薬で症状を抑えて仕事をしていた。たぶんそれが普通だと思うけど。風邪薬を飲むと症状は軽減するけど、完治はしない。やはり同じように峠を越えるまでは、風邪は体の中に鎮座してる。峠を越える前に油断して、風邪薬を飲まない日があると、「お?暴れていいわけ?」とかいって、また熱をぶり返してきたりする。風邪は嫌な奴だ。

だから、私の場合の風邪をひいたときの最適解は、症状を抑える薬を飲みつつ、栄養をしっかりとって風邪の期間をやり過ごすこと。これしかない。だけど、毎回新しい解決策を試したくなる。風邪が1日で治ったら最高じゃん。

風邪が治るまでの5-7日ってのは、体がウイルスに慣れるまでの期間なのだと思う。白血球とかなんたらが風邪と出会って戦って、体全体に情報を与えて、まるっとウイルスに順応するまでの期間。そう考えたら、それくらい期間が必要かとも思うけど、できれば短縮して欲しい。

ウイルスに限らず、順応するまでに時間がかかることって結構ある。体と脳が慣れるまで、ストレスがめちゃくちゃかかる。チャリとか、スノボーとかの身体動作の獲得とか。新しい分野の勉強とか。その間、栄養をぶち込んだり、睡眠を増やしたりするけど、それによってストレス自体は軽減できているけど、順応のスピード自体は変わらないのかもしれない。知らんけど。

何が言いたいかというと、どうやったって時間がかかることってのが世の中にあって、それには対処しようがないとするなら、そこには耐え方しか存在しないのかもしれない。耐え方と言ったけど、もしかしたら稀有な人は、「うわぁ風邪ひいたー、楽しみだなー」って風邪が完治するまでの期間を楽しむかもしれない。だから耐え方というよりは、待ち方とでも言うんでしょうかね。

それでも私は1日で風邪が治る方法を模索したいよ。最短で免疫を獲得したい。じたばたしながら時の流れと共に生きる。任せきるってのは、諦めてるみたいで性にあわない。これが俺の待ち方なんだよ。

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