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網膜剥離闘病記

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僕が罹患した網膜剥離の発覚から入院、手術、その後についての闘病記です。多少グロテスクな内容も含まれております。
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#眼球

【第13話】網膜剥離闘病記 ~網膜剥離になりやすい人の特徴。手術は滅茶苦茶痛い!?~

眼内へのガス注入後のレーザー地獄え。。。レーザーってそんなに撃つの!?  2月3日、病院に行くとレーザーを撃つためにダメ押しの横向き寝を40分課せられ、処置室の端っこの簡易ベッドで横になった。壁に向かって寝ているため、処置室の光景は見られないが、医師や看護師が話す声や忙しそうに歩く音は聞こえた。しばらくはスマホのゲームをして過ごしたが、そのうちに寝てしまった。  「お待たせしました」とのS先生の声で目を覚まし、レーザー処置をする暗い部屋に案内される。レーザーの痛みを知って

【第12話】網膜剥離闘病記 ~網膜剥離になりやすい人の特徴。手術は滅茶苦茶痛い!?~

手術では治りきらず、さらに地獄の処置が。「レーザー撃っていきましょうか」  1月30日。退院後最初の検査のため病院へ向かった。眼圧の測定や視力検査、眼球の画像撮影等、一連の検査をした後、S先生の診察となる。撮影した眼球の画像やスリットランプで網膜の状態を診て、S先生は少し苦い顔をした後またいつもの表情に戻り、「今日レーザー撃っていきましょうか」と、さっきの少し苦い表情とは全く逆の、美容師が「今日はトリートメントもしていきましょうか」と言うくらいのテンションで僕に告げた。理

【第7話】網膜剥離闘病記 ~網膜剥離になりやすい人の特徴。手術は滅茶苦茶痛い!?~

このままずっと続くような気がした手術も終盤を迎える。長く続いた手術もようやく終わりを告げる。  眼球の筋肉引っ張り地獄がやっと終り、そこからはあまり痛みを伴う工程はなくなり、山場は越えたのだろうと感じたが、寝ているだけの僕もその時点で体力をだいぶ使い果たしていて、精神的には手術時間的にも作業工程的にももうどうにでもしてくれと思っていた。  手術室内の雰囲気が落ち着いてきて、医師たちの会話や作業内容からも終盤を迎えているのがわかった。おそらく手術の序盤で切開した結膜を縫い合

【第6話】網膜剥離闘病記 ~網膜剥離になりやすい人の特徴。手術は滅茶苦茶痛い!?~

麻酔をしているのに滅茶苦茶痛い!手術中は痛みとの闘い。かなりのストレスも、精神安定剤のおかげで意外と冷静。  鈍角に曲がった細い注射針が右目に近づいてくるのがわかる。そして眼球(正確には眼球を避けている)に刺さった感覚もわかるが、点眼麻酔のおかげで痛みはない。注射針はそのまま眼球の裏側付近まで挿し進み、そこで麻酔液が注入される。  その瞬間、右目に強烈な痛みを覚えた。今思えば痛みとは違う感覚なのだと思うが、正直、眼球が爆発したと思った。  しかし「先生!眼球が爆発しました

【第2話】網膜剥離闘病記 ~網膜剥離になりやすい人の特徴。手術は滅茶苦茶痛い!?~

手術のため、大学病院で診察を受ける眼球にシリコンの帯を巻く!?驚愕の手術内容  その大学病院の診察室は、眼科だけでも担当医やその医師の専門分野ごとに、大手ファストファッション店舗の試着室のように入り口が黒いカーテンで仕切られた小さな診察ブースが10部屋余り並んでいて、その診察室エリアを取り囲むように待合スペース、検査エリア、視力検査エリア、処置室が配置されている。試着室が並んでいるようにも見えるし、人が順々と室内に収まっていく様は競馬のスターティングゲートに見えなくもない