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カーブスはおばさまの聖地であり、未来への励みだ

6000歩が、800歩

テレワーク中心の勤務になり、1時間半の通勤がなくなった。いやぁ、快適、快適と思ったのもつかの間、体力の落ち込みが半端ない。

万歩計は6000歩から、800歩へ急降下。満員電車という名の苦痛だった通勤は、私の体力を下支えしてくれていたらしい。

昨年の12月位からウォーキングが体力を維持するというネット記事を真に受け、スーパーへの買い物は、地下鉄利用から、徒歩移動に変更した。しかし、ウォーキング、全然体力回復には寄与してくれず、代わりに、足の裏が痛くなる副産物を与えてくれた。

片足で立ち上がれない

ランニングは日に焼けるし、夜が怖い。足裏が痛いから、ウォーキングをこれ以上増やすことも無理だし、効果も???さてどうしよう?

そんなとき、隣駅のカーブスは?となんとなしに思い立つ。歩数稼ぎに隣駅に行って、そのあとスーパーに行けば確実に10,000歩。そうすれば今までの運動にプラスα筋肉運動(という名の健康体操)。完璧じゃないか!2週間無料ののぼりも出てるし、合わなければやめればいいや、それに「おばさまの聖地」でしょ。流石にその程度の運動はできるだろ。。。たぶん。と高をくくった。

体験の日。コーチの説明を受け、体力測定をする。柔軟性なし、筋肉なし。床に手は付かない、片足で1回たりとも立ち上がれず。体重も3キロ増。散々な結果にビビりまくる。3つのマシーンをお試ししただけで、腕がしびれる。ウォーキングじゃだめじゃん!と見切りをつけ、この日あわてて入会手続き。週3回を目標におばさまの聖地に参加し始めてはや半年たった。

カーブスのシステム

カーブスは12種類のマシーンと、ステップボード(だったかな)が交互に丸く並んでいて、30秒ずつ、マシーン/ステップボードで足踏みを2周。そのあとストレッチを14種類(だったと思う)をしてちょうど30分。CMに嘘はない。18:00前にテレワークを終えて、隣駅まで歩いて、18:20前後にチェックイン(始めるまえにカードをピっ!と登録)して、運動する。

未来への励み

カーブスは平日18:00前後と、他の時間ではおばさまの種類が違う。

18:00以降にチェックインするおばさまメンバーは、いわゆるアスリートだ。パパっとスポーツウェアに着替え、12種類のマシーンを上に下にガンガン動かし、無駄口もたたかず、さーっとやり込んで帰っていく。マシーンの動かす速さも素早く、身体には筋肉が程よくつき、ぽちゃぽちゃなおばさま体形とは無縁の存在。このアスリートおばさまを見るたび、仕事の後にこれだけ運動するんだーっという尊敬とともに、彼らに続けと、励みにする。

一方、その他の時間は、世にいう、おばさまの聖地の雰囲気。様々な年齢層のおばさまたちの運動場兼社交場。運動のペースはそれぞれなれど、私の母くらい(70代後半から80代くらい)のおばさまたちも含め、同じ12種類のマシーンを同じペースで2周ちゃんと回って運動する。スーパーのチラシの話やら、自分の体のどこが痛いだのなんともバラエティに富んだ話をマスクごしに話していることもあるが、コロナ禍の現在、こちらもほぼ無言でコツコツマシンに向かっている。足が痛くても、痛くない方を動かし、右手が痛かったら、そこは緩ーく。自分の体と相談しつつ、コーチにアドバイスをうけつつ30分、自分の体と向き合っている。これも憧れる存在。というか、尊さすら感じる。

それぞれに、カーブスのおばさまたちは、私の新たな未来への励みだ。

人はいくつからでもやりたいことを、やっていいし、やれるんだ。
やるか、やらないか。それだけに思える。

私も体脂肪、骨格筋率、体年齢が順調に改善中(若返っている)。30分でも継続的な運動は、身体に変化をもたらす。なかなかよい(一応、アスリートコースを所望)。

コロナ太りしたひとは、運動をちょこっと、無理のない範囲で何か始めてみてはいかがですか?

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