牛尾新社長挨拶から推察する今後の三遠ネオフェニックス
こんばんは。hakuです。
有限会社学遊社さんが、2021-22シーズンをもって離れられる との発表がありました。
bj時代から長きに渡り、三遠ネオフェニックスの制作業務及び演出プロデュースを行なわれたとのことで、悲しみの声が多く上がっていたのが印象的でした。
私自身もオープニング演出が大好きでしたので、とても残念に感じています。
前置きが長めになってしまったのでそろそろ本題に移ります。
さて。
今回は「牛尾新社長の挨拶から推察する今後の三遠ネオフェニックス」に着いて考えました。
ただし推察の域を出ていないので、的外れなことを書くかもしれません。
発表の内容はこちらのURLをご確認ください。
今回こちらの話でキーワードになった「100年先の笑顔のために」です。
これを株式会社フェニックスではKGI、いわゆる企業として目指すゴールとしていると私は思いました。
もっと企業目線で言い換えると「(100年先も)継続できる強い企業、財務体制の整った会社とする」ということかなと。
残念ながら現状の株式会社フェニックスはお財布事情が潤沢な会社ではありません。
その中でファンビジネスを今後も続けていくには、まず企業として財務体制を整えることにポイントを置いていると思われます。
次に「ステークホルダーの皆様の笑顔」という言葉があったので、そもそも株式会社フェニックスのステークホルダーがどうなのかということを考えて見ました。
株式会社フェニックスのステークホルダーは以下の図のようになっていると考えます。(すみません、手書きでは三遠ネオフェニックスステークホルダーとしました)
図の通り、ステークホルダーは主にスポンサー企業、行政、市民と置きます。なお、ここでいう行政や市民は、会場になる豊橋市や浜松市だけではなく、提携を結んでいる全市及びそこに関係する人として考えます。
ここでなぜブースターという言葉が3つの中に上がらないかということですが、おそらくブースターの数が市民の数に対して圧倒的に少ないからではないかと思われます。
ブースターの情報はリーグないしはブースタークラブ会員などのデータである程度結果が出ているはずです。そしてブースターのほとんどが提携市に在住なのかと思われます。
つまり、市民という分母に対して分子のブースターの数が少ない、イコール、ブースターが市民の声を助長させる存在にはならない、と判断されたのではないかなと。
繰り返しますが推察です。
ですが、昨今のブースター感情を無視していると思われるような発信他全ての対応についてはここに原因があるのではないでしょうか。
話がネガティブな方向に行きましたのでちょっと戻ります。
今後株式会社フェニックスは「100年先の笑顔のために」何をするのか。
挨拶内で考えたのは以下の3つです。
1.スポンサー企業戦略
おそらく高額投資(スポンサー料)をする代わり、スポンサー企業に対しても利益が発生するような内容へ変化させる
例えば選手とのコラボ製品を制作する権利を安価に持たせるなど
2.純利益の確保しやすいセグメントの確立
=ブースター戦略
ブースターはいわゆる大きな投資をしなくても利益を提供する存在であると考えます。一度ブースターになった人が長く応援してくれること(=長くフェニックスにお金を落とすこと)を考えた戦略、
挨拶内で「こつこつ育てる」という言葉がありました。ここは少額投資から将来の利益確保を目論んだ戦略を打ってくると思われます。
3.国際戦略
これに関しては、秦氏のGM就任で語られているので言わずもがなです。
彼の経歴からアジア方面に強いことがわかるので、その関連の戦略がメインでしょう。
ある意味、フェニックスはファンビジネス、ビジネスである以上利益確保のために動くのは当たり前のことです。
株式会社フェニックスが存続できなければ三遠ネオフェニックスを応援することもできません。
そうである以上、今私たちにできるのは静観するしかない、のかなと。
既存のブースターを無視して何でもやって良いとはちょっと違うはずです。
ブースター感情に寄り添うような戦略が、7/1記者会見に出てきてほしいです。
100年先の笑顔を作るには今日の苦しみを理解してほしい、させてほしい。
既存のブースターにも新規にブースターになろうとしている方にも納得のできる内容を、今後の活動で示していって欲しいと願います。
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