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hakuが今伝えたいこの人のこと

大変にご無沙汰しております、hakuです。
久しぶりに書く気持ちが湧いてきました。

まずは三遠ネオフェニックス、地区優勝おめでとう御座います。
今日まで関わってきた、選手、スタッフ、運営、スポンサー、そしてブースターの全てが喜んだ日だったと思います。

haku個人としては河村勇輝選手(現横浜ビーコルセイアーズ)が特別指定選手で三遠に加入した時に初めてBリーグを観戦し、2021-22シーズンからブースタークラブに加入、今に至る…という暗黒時代から沼にハマっている人間なので、
正直、こんな日が来るとは思っていませんでした。

その間に、たくさんのことがありましたよね。
コロナ禍による無観客試合からのリーグ中断、開催人数半数での実施期間、声出し禁止の応援。
地獄の16連敗、HCが途中で解任される(2回)とか。
チームの集客人数が1000人に到達しない日もあったと記憶しています。

その時にチームや会社を支えてくださった、当時の社員の方やスポンサーの皆様には本当に頭が下がります。
今の三遠ネオフェニックスの礎は絶対にその時代にあると思います。
だってあの悔しさをバネに色々な試行錯誤を繰り返して、苦しまれてきたのですから。

今は声出しもあり、観客は連日4000人越え、グッズが売り切れる日もあり。
あのリーグ中断直後、こんな日が来るとは思いもしませんでした。(2回目)

ようやく、ようやく1つの到達点に来たんだと喜びでいっぱいです。

それに伴って、少しずつではありますが会場の雰囲気も良くなっていると感じます。
ブースターさんたちが、ホーム&アウェーにおいて“自主的な”声出し(フリースロー決定時のファーストネームコール、エール交換等)、増えてきましたよね。
すごく熱が入っていて、嬉しいです。

さて。
私この良い空気感の中で、1人子の方に注目したいと思います。
それは三遠ネオフェニックス代表取締役社長 水野晃 さん(以下水野社長とします)。

ご経歴は1991年に株式会社オーエスジーへご入社され、営業、調達をご経験の後、現職へ…とのこと。
前社長の牛尾氏のインパクトが強かったこともあり、ご着任当初はもしかしたら風当たりは良くなかったかもしれません。

私も着任時はちょっとだけドキっとしました。ご経歴だけ見ればまさに「本社から出向で来られた社長」という事しか読み取れなかったので。
しかし、会場での様子や実際にお話しするとこの方が株式会社フェニックスの社長で本当に良かったと心から思えるようになりました。

というのも、ほぼ毎試合、ホームアウェー問わず会場に出向き、選手を見守り、鼓舞する姿。
これは牛尾氏も行っていましたが、距離感がとても好きです。
ご本人は体が大きな方ですが、特にアウェー会場で存在感が良い意味でほとんどない。
あくまで主役は選手やブースター方でありご自身は脇役に徹しているように見えました。

また、ホームゲーム会場でブースターをお出迎えされる姿。
いつも穏やかな笑顔で出迎える姿がとても印象的で、今日も来て良かったと思えます。

ある時、hakuが直接たまたまチェキが当たった時に「どの選手が好きですか?」問いかけに対し私が「ダジンスキー選手です!」と答えたところ…
「さっき2枚出てたなぁ」って言ってたんですよね。
その瞬間、「景品の数とブースターの行動をよく見てらっしゃるのだな」と感心してしまいました。
人を観察できなければすぐ出ない言葉です。

つい最近、地区優勝に対する東日新聞の記事を読みました。

その中での言葉に
“水野社長は「私自身は就任以降、特別なことは何もしていない。これまでクラブを支えてきたコーチやスタッフ、選手たちの努力の結果。それぞれが役割を理解して最善を尽くしている」と話した。(引用:同記事掲載)”

この言葉をもって社長の人柄を感じられるなと。
これから先もフェニックスを応援したいと思える言葉でした。

実現可能か分からないビジョンや未来を語ることも必要なシーンはありますが、もっともっと脚元を固める経営をして欲しいからこそ、こういう方がトップでいて欲しい。
再度書きますが、水野社長が着任してくださって、本当に良かったと、心から思っています。

現在の株式会社フェニックスには取り巻く環境を含め課題も多くあり、それを解決するのはどこまで行っても地道な活動であると考えています。

だからこそ、これからを描く経営者は彼のような脇役に徹することのできる方であってほしい。

最後に。
改めて中地区優勝おめでとう御座います。
これを機に三遠ネオフェニックス、そして株式会社フェニックスとしても「反撃の狼煙」を上られることを願っています。

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