不動産仲介業界は「古い」から淘汰されてなくなる?

やっふぉい!

若輩ながら、タイトル通り「不動産業界古すぎw」っていうことを皆さんにも知ってもらいたく。

●不動産業界は制度も人も古い!だがそれもいい!
お仕事されてるサラリーマンさんは、「自分のいる業界は古いな~」とか、
逆に「どんどんオートマチック化されたり、古い文化が淘汰されたりしてるな~」と感じるはず。

そんな中、僕がいる事業用・収益不動産仲介業界は何を隠そう「圧倒的に古い」ほうに入ります。
それをいろんな観点から考察します。

①人の「古さ」
この業界・フィールドにおいて、「年齢」という側面で人を見ることは意味がないと思います。
宅建免許さえあれば宅建業者免許をあげ、法人をつくり(=社長になり)活躍することは誰しも可能だからです。
だから、キャリアを重ねることは有利であるのには違いないものの、若くして活躍できるフィールドではある。

以前「古い考えの人」が力を持っている古くからの業界ではありますが、
「人が古いから業界も古い」という要素は弱いと見てます。

②システムの古さ
こちらは①に比べ、かなーり古いと感じます。
ですが、かなり会社やお客様によってばらつきがあるとも感じます。

例えば、「一人暮らしのマンションを借りよう」と思い立った時、なにをします?
まずネットで検索しますよね??
「賃貸」のような一般ユーザー向けの営業は広く広告・宣伝することで効果が得られるからそれでいいんです。

でで投資用物件を買ったり、自社使用の物件を買ったりする法人の多くはながーい時間をかけて探すにしても、ネットでカタカタし続けません。

賃貸物件と比べて、投資用収益物件や自社使用できるビル・倉庫は絶対数が少なく、
自力収集できる範囲が狭いわけです。

さらには「物件データベースシステム」的なものも存在しますが、正直あんまり機能してません。
その理由は次の③で。

③ニーズの古さ
僕が思うこの業界の一番古いところはここです。
「不動産を探す人・買える人が古い形態を求めていること」です。

どういうことかというと、②で言ったように、賃貸物件とかではない限りネット検索やデータベース検索で、
自分が好みのものを見つけることは確率が低いわけです。
なぜなら絶対数が少ないことは言った通りですが、なによりも、
ネット検索レベルで見つかってしまう物件は売れ残りのもので、価値がない
と思われる文化が根強く残っているからです。

誰の目にも触れていないような、出回っていないような、このSNS時代に逆行したような、
情報共有されていな商品こそ価値があるわけです。

そこで以前活躍しているのが、信頼に基づく内緒話だったり、人づてにきく噂話から出てくる物件なんですね。

だからこそ!我々のような仲介会社がまだまだニーズをキャッチして仕事へとつなげていけるわけです。
人が「人の目に広く触れていない希少価値のあるもの」を求める限り、ネットワークシステムが発達しようと、
不動産仲介という仕事はなくならないと思います。


今日はこの辺で。
おやすみ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?