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語彙メモ

曖昧模糊(あいまいもこ)
はっきりせず、ぼんやりしているさま。

青息吐息
困ったときなどに発する元気のないため息。

可惜夜(あたらよ)
明けてしまうのが惜しい夜のこと。

家鴨の脚絆(あひるのきゃはん)
物の短いことのたとえ。

あべこべ
物事の順序、位置、関係などが本来の逆になっていること。

能う限り(あたうかぎり)
できる限り。

淡す(あわす)
柿の渋を抜く。

暗脚(あんきゃく)
夕方の薄暗さのこと。

あんぐり
呆れたり驚いたりして、口を大きくあけるさま。

兄ちゃん(あんちゃん)
若い男性の呼称。

威儀
作法にかなった立ち振舞。

イニシアチブ
主導権。

泡沫
泡。儚いもの。

麗らか
空が晴れて日が明るく照っているさま。
気分が晴れ晴れとしているさま。

お誂え向き
希望どおりにぴったり合っているさま。

鏖戦(おうせん)
敵を皆殺しにするほど激しく戦うこと。

往代(おうだい)
過ぎ去った世。

威(おどし)
鎧の札を革や糸で結び合わせること。
また、その革や糸。

お晩です
夕方から夜にかけて使う挨拶。

慮る(おもんぱかる)
よく考えること。

親の七光り
権力を持つ親を持った子供がその恩恵を受けること。

魁偉(かいい)
顔や身体が並外れてたくましいさま。

海宇(かいう)
天下。国内。

鎧袖一触(がいしゅういっしょく)
弱い敵にたやすく一撃を加えるさま。

矍鑠(かくしゃく)
年をとっても、丈夫で元気のいいさま。

被く(かずく)
頭の上から覆うこと。貴人から褒美に衣服を頂戴すること。

がたぴし
建物の造りが悪かったり、ゆるんだりして、調子よくいかないさま。

がっぷり四つ
相撲で、互いにまわしを引き合い胸を合わせた状態。
物事に正面から取り組むこと。相手と互角に勝負をすること。

囂しい(かまびすしい)
騒がしい。姦しい。

侃々諤々
盛んに議論をするさま。

雁首を揃える
人が集まり立ち並ぶさま。

奸計(かんけい)
わるだくみ。

頑是ない
あどけなく、無邪気なさま。

喫緊
さしせまって大切なこと。

九仞の功を一簣に虧く
長い間の努力も、最後の少しの過失でだめになってしまうこと。

興が乗る
おもしろさを感じて夢中になる。

僥倖
思いがけない幸運。

嚮導(きょうどう)
先頭に立って導くこと。

凝立(ぎょうりつ)
身動きもせず、じっと立っていること。

閨怨(けいえん)
愛する人と離れている女性が、ひとり寝の寂しさを怨みに思うこと。

けんもほろろ
人の相談ごとや頼みごとを拒絶するさま。

候者
敵方の事情を探る人。

好事家(こうずか)
ものずきな人。風流な事柄を好む人。

ご賞味ください
褒めたたえながら味わってください、の意。

こせつく
気持ちにゆとりがないさま。

ごゆるりと
ゆっくりとくつろぐように勧める挨拶。

月代(さかやき)
男性が前額から頭の中央にかけて、髪を丸くそり落とす風習。

さもありなん
当然のことだ。

燦然(さんぜん)
光り輝くさま。

惨憺(さんたん)
いたましく、見るに忍びないほどであるさま。

誣言(しいごと)
でたらめ。

弑する(しいする)
自分より立場が上のものを殺すこと。

舌鼓を打つ
美味しいものを食べて感動するさま。

蔀(しとみ)
日光や風よけのための戸。

頗る(すこぶる)
たいそう。大いに。

濯ぐ・雪ぐ(すすぐ、そそぐ)
不名誉や汚名を、名誉・功績によって消し去る。

青天の霹靂
思いがけない突発的な事変。

竹を割ったような性格
裏表のない素直な性格のこと。

玉響(たまゆら)
非常に短い時間。

矯めつ眇めつ
あるものを、様々な方面からよく見るさま。

ちゃんちゃらおかしい
笑止千万であるさま。

猪口才
こざかしく生意気なさま。

付きとも無い
ふさわしくない。

霾る(つちふる)
風によって舞い上がった土や砂が降ること。

詳らか(つまびらか)
くわしいこと。事こまかなこと。

衒う(てらう)
自分の才能や知識を見せびらかすこと。また、才能が知識があるようにふるまうこと。

テレコ
互い違い。逆。舞伎用語に由来。

突沸
急激に沸騰が起こる現象のこと。

なおざり
余り注意を向けず、いい加減にするさま。

額ずく(ぬかずく)
額が地面につくほど丁寧にお辞儀をすること。

寧日
穏やかで心休まる日。

懇ろ
親切で丁寧なさま。

のっけ
初め。最初。

ノブレス・オブリージュ
財力や権力、社会的地位を持つ者は、それに応じて社会的責任や義務を負うべきという道徳観。

蚤の市
町の広場などで開かれる古物市。

捗捗しい(はかばかしい)
仕事や物事の進み具合が順調であること。

食む(はむ)
飲食する。俸給などを受ける。

判官贔屓(はんがんびいき、ほうがんびいき)
第三者が不遇な者や弱者に同情すること。

廂間(ひあわい)
建て込んだ家の間の、ひさしとひさしとが接するような狭い所。

裨益(ひえき)
ある事の助けや補いとなり、利益となること。

卑見(ひけん)
自分の意見。

罷工(ひこう)
ストライキ。

諷諫(ふうかん)
遠回しに相手に忠告すること。

趺坐(ふざ)
足を組み合わせて座ること。

不抜(ふばつ)
意思が固く、揺らがないこと。

文殻(ふみがら)
読み終えた手紙。

ベタ記事
新聞などの紙面下部に並べられた記事。

枘(ほぞ)
木材や石材などをつなぐとき、一方の端に作る突起。

絆す(ほだす)
つなぎとめること。自由を束縛すること。

ぽつねん
ひとりだけで静かに居るさま。

枚挙に遑がない
数え上げるときりが無いさま。

まんじりともせず
少しも眠らないこと。

味噌汁で顔を洗う
目を覚ましてしっかりしろ、という意。

身を翻す
身体を軽やかに大きく回転させるさま。

目を皿にする
驚いて目を見開くさま。 ものを探し出そうと、目を大きく開けて探すさま。

毛錐(もうすい)
筆のこと。

虎落笛(もがりぶえ)
竹を筋違いに組み合わせた柵。また、冬の激しい風が柵などに当たり、笛のような音をたてること。

黙す(もだす)
黙って見過ごす。そのままにしておく。

脂下がる(やにさがる)
得意になってにやにやする。

動もすると(やもすると)
物事がとかくそうなりがちであるさま。なにかにつけて。

やらいでか
意欲満々の意気込みを表明する掛け声。やらないままでいられようか。

優渥(ゆうあく)
親切で丁寧に扱うこと。恵み深いこと。

勇往(ゆうおう)
勇んで行くこと。

許すまじ
絶対に許さない、の意。

夜聡い
夜、目を覚ましやすいさま。 夜間に十分に気をつけるさま。

よしんば
かりに。たとえ。

落莫(らくばく)
物寂しいこと。

陸すっぽ(りくすっぽ)
物事の程度が十分でないさま、満足な状態でないさま。

陸続(りくぞく)
絶え間なく続いているさま。

路用
旅費。

惑溺(わくでき)
心を奪われ、正常な判断力を失うこと。

蟠りのない(わだかまりのない)
心の中の、重苦しくいやな気分がないさま。

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