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春のルアーフィッシングで狙いたいターゲットは?

春、釣りを始めたい人が増えるシーズンですが正直そこそこ難しいシーズンだったりもします。

なぜかと言うと気温が安定しないことが多く、三寒四温で急激に水温が下がったりした時は魚がさっぱりエサに食いつかなくなったりすることもあるからです。

ただ、春はそんな安定しない気温の中で比較的低めの水温の状態でも動き回れる大きなサイズの魚から釣れ始める場合が多く、他のシーズンよりも大きな魚を釣ることが出来るというメリットもあります。

今回はルアーフィッシングで春に釣りたいターゲットについて書いていきます。

1、メバル

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メバルは漢字で書くと春告魚と書くこともある魚で、春がベストシーズンです。

冬でも釣れるので冬のターゲットと思いきや適水温は春の海の水温で17度前後が一番活性が上がると言われています。

釣り方はジグヘッドリグを使ったワームでのライトゲームが一般的ですが最近では小型のプラグで大きめのメバルを狙うメバルプラッキングが流行ってきていて専用のルアーも充実してきました。

活性が高い時はトップウォーターでも釣れるメバルは初心者でも釣りやすい春のおすすめルアーターゲットですね。

2、シーバス

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春になると運河でバチ抜けと呼ばれるイソメの産卵が始まり、そのイソメをエサにするシーバスがよく釣れるシーズンとなります。

このバチ抜けは春の一大イベントなので全てのシーバスがバチを食いまくるため釣れる魚のサイズは基本的に選べず小型ばかり釣れてしまうことも・・・。

ただ、数釣りが楽しめて時々大型も混じったりもするので非常に楽しめるシーズンだといえます。表層でボイルしながらエサを食うこともありトップウォーターでも釣ることが出来ます。

ハマれば爆釣することもあり、そうなると初心者の人でも簡単に釣ることが出来ることもありますが食ってるエサに極めて近いルアーしか食ってこないこともあるため魚はいるのに全然釣れないというつらい状況になる場合があります。

このシーズンはバチ抜け以外にもちいな稚鮎が川に遡上してくるのを狙っているシーバスもいるのでそういう小魚を狙うシーバスを昼間釣るデーゲームで狙うのも良いでしょう。

3、エギング

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アオリイカを狙うエギングですが春は大物のシーズンです。

秋は新仔のシーズンで小型がたくさん釣れるのが面白いのですが春は岸近くに産卵のために上ってくる親イカを釣ることが出来、デカイので、ものすごいジェット噴射を味わえます。

1キロを超えるサイズもこのシーズンなら狙って釣れて、そのサイズになればドラグを出しっぱなしにするものすごい引きを味わうことが出来るでしょう。

数が出ないと言うのが少し辛いところですがタイミングさえ合えば私のように春イカ初めてで一日3杯釣れてそのうち2杯が一キロ超えという楽しいビギナーズラックも体験できる事があります。

4、黒鯛

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春は乗っ込みシーズン(産卵)で荒食いをするため非常に大きなサイズが岸近くに集結しています。

夏場のように水温が高くないため小さな魚はそれほど釣れず、大型から釣れる一年で一番楽しいシーズンだと言えます。

このシーズンはとにかく荒食いシーズンなので様々なルアーでよく釣れますが手っ取り早く広範囲を攻めることの出来るバイブレーションに実績が高いです。

バチ抜けシーズンならシーバスを狙っていてシンキングペンシルで黒鯛が連発することもあります。

基本的にボトムのほうが実績が高いですが状況によっては表層付近も狙ってみると良いかもしれません。

※その他の春のターゲット※

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上に書いたターゲットは大体全国的に定番と感じる魚ですが場所によっては春釣れまくる魚が他にもいて日本海側ではヤリイカが接岸してエギにささみを巻いたもので狙うことが出来たり、小魚が溜まりやすいエリアではブリやサワラのような青物がよく釣れる場所もあります。

春は気温がとてもちょうどよく、快適に釣りができる素晴らしいシーズンなので積極的に釣りに行ってみれば事故的に一生ものの巨大な魚をゲットできるかもしれません。

安全に気をつけてルアーフィッシングに挑戦してみましょう。

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