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新谷 佳奈穂 プロローグ もうどのくらい歩き続けたのだろうか・・・。僕は砂漠をずっと歩き続けている。ここはどこかも、時間も全く分からない。ただひたすら、砂ぼこりの舞う砂漠、どんよりと曇った空が広がるばかりだ。行くあても分からず、ただ僕は歩き続けている。 そのとき僕はふと、強烈な喉の渇きをおぼえてその場に立ち止まった。飲み物は持っておらず、水も見つかりそうにない。僕は途方に暮れた。そんなとき、僕の目の前に果実をつけた
小田部歌 テーマが「今」ということで、現在では、コロナウイルスが猛威を振るっていますが、そういったマクロな視点は置いといて、今回はもっとミクロな視点で書かせていただきました。様々な人(と言っても友人がほとんどですが)にインタビューをさせていただき、「今」に繋がる過去の出来事や、「今」の延長線である未来の自分に対して考えていることまとめさせていただきそれらを基に書きました。ですので物語というよりはエッセイというもの