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MIZUTANI REI Christmas LIVE 2021 ライブレポート


2021年12月19日、水谷怜さんのクリスマスライブについて、少しでも、水谷怜さんの魅力を知って、好きになってもらえたらと思いレポートを書かせていただきました。

音楽ド素人が書いてるので、内容は物凄く薄く稚拙な文章ですが、少しでも多くの方に読んでいただけると嬉しいです。

MIZUTANI REI Christmas LIVE 2021
2021/12/19(Sun)
@flagshipFUNABASHI


【出演】
Vox/Gt : 水谷怜
Drums/Perc : しょーち。(One to Free)
Bass : ダケちゃん(あのQUINTET)
Gt : いくを(つぶGUY)
Pf: 清水”Alan”哲詩(flagshipFUNABASHI)

🎄ライブのアーカイブはこちらで観れます👇
(Youtube無料)


ライブで演奏された楽曲の一部はサブスクでも配信されてます!👇

まえがき

水谷怜さん(れいちぇるさん)クリスマスライブ。
Youtube動画水谷の日常Vlog#1でチラリと告知があった頃から、会場参戦を意識し始めていた。
しかし、今年のBirthdayLIVE(BDL)に続く2回目となるため、ちゃんと家族の理解を得る必要があり、正直、これが相当難しいため、かなり二の足を踏んでたし、むしろほぼ諦めていた。
そんなある日、ある人から「プレゼント渡す所見たいでしょ?思い入れの深いクリスマスライブ生で見たくない?」の一言。
その一押しが切っ掛けで、長期間掛けて地道に許可を得る事を決意した。

【ライブ当日】
朝から仕事が少しあったので、それを済ませてからの出発となった。地元駅出発時刻11:30→船橋駅到着予定16:00。余裕は無くはない。
そんな状況の中、地元は朝から雪が降っていて、前回BDLでは台風により4時間電車が運行休止で行きに8時間掛かったと言う実績があったため、電車の遅延が凄く心配された。

積雪
東海道新幹線名物カチカチアイスセット&携帯バッテリー

結果、その心配をよそに電車の遅れはなく、順調に品川駅に到着。
品川から船橋駅に移動の車中、「捉えて」を聴いていたら、不思議と涙が溢れてきた。
(側から見るとメンヘラなヤツw)

半年ブリーフ船橋駅(ここが私のアナザースカイ)

船橋駅に降りると同時に足早にflagshipFUNABSHIに向かった。暫くして、アーケードを抜け、flagshipFUNABSHIが入るビルとその前に居る会長とるかさん(ファン仲間)を見た瞬間「hooooooo!!」って叫んでたww
そして、flagshipFUNABSHI看板を見て再びテンションが上がる。
半年ぶりに会う方、初めてお会いする方が続々と集まって、みんなで談笑して待ちの2時間はあっと言う間に過ぎた。

半年ブリーフ flagshipFUNABASHI看板

いよいよ入場。
早る気持ちを抑えながら受付を済ませる。それから、れいちぇるさんの正面となる位置に座る。もう気持ちが抑えられず興奮の声が出るww
そこから開演までの記憶は殆ど無いww
そうこうしていると、バンドの皆さん、が出てきて、後に続くように女性の陰、れいちぇるさん。この瞬間、緊張で私の身体は全身硬直。

Welcome boad 🎄
Welcome boad 🐈🐩🐈
ツリーが映えるステージ

M1.Christmas

暫くすると、、、
「シャンシャンシャンシャンシャンシャン」鳴り響く鈴の音。
その中をしょーち。さん(Dr)の「1・2、1・2・3・4」で曲スタート!
「ジングルベルがー♫」の歌い出しと同時に照明がれいちぇるさんを照らし、緊張で抑えられてた私のテンションも一気に解放。
半年ぶりに直接観るれいちぇるさんの姿、直接聴く歌声、バンドのみなさんの音と音圧を五感に感じ、一気に感情が溢れた。
可愛い皮肉を交えながらクリスマスを楽しく歌った歌詞。体を弾ませ楽しげに歌うれいちぇるさん。右手に掲げるスライベルをメロディに合わせて歯切れ良く鳴らすのがめちゃくちゃ気持ち良かった。
その一方で、一曲目という事もあってか、れいちぇるさんの表情には少しの緊張感が感じられた。

Youtube版『Christmas』はこちら👇

M2.ピアス

MCでは戯けて話すいつものれいちぇるさん。
曲紹介と共にスッとスイッチが入り目線を落とし無表情になる。
ピアスは落胆、悲哀、後悔、虚無の感情が入り混じった曲。これらがれいちぇるさんの表情や歌声に表れ、聴き手を世界に連れ込む。私はピアスの時の表情が好きで、今回、会場で聴けた事で、ずっと表情を見続けられた事がとても嬉しかった。
この時のいくをさん(Gt)のギターはフェンダーのストラトキャスター。Christmasよりドライブ多めでエッジが効いた感じがとても曲に合う。
そして、この曲の好きポイント2、しょーち。さんの変則ドラム。音源版はリズムが変則的だが、今回は一定。これも、ライブ感あっていい。
そして、ダケちゃんさんベースの低音が曲のダークさに深みを与える。

Youtube版『ピアス』はこちら👇

M3.愛

MC終わり掛け、「ドンツ ドンツ ドンツ ドンツ…」と聞き慣れたドラムが鳴り響く。
「おお??このドラム?!」
ライブバージョンの『愛』は音源版よりも縦ノリが強く、ライブにとても合う。7月のBDLの時、既に会場で体感していたので、直ぐに『愛』と解り気持ちが弾む。
『愛』はイントロの美しくメロディアスなピアノが印象的な曲であるが、サビ部等の80s90s悲劇のポップス感漂うドラマティックなピアノも好きで、更にテンションが上がる。ノリノリのリズムとれいちぇるさんの感情的なボーカルに乗って、自然と拍手が沸く。
「あああ、拍手してるー! 生で聴いてるんだなー」と、会場にいる事の喜びを噛み締めながらリズムに乗り続けた。

あとから音源版と聴き比べてみたが、大きな違いはテンポの早さのみ(ライブバージョンの方が早い)。テンポの差のみで縦ノリ感が変化する事を知り驚いた。

Youtube版『愛』はこちら👇

M4.ゆびさき

れいちぇるさん(Vox)とAlanさん(Pf)の二人のみの編成で、お二人のそれぞれを堪能できる曲。今回の様なバンド編成のライブでは歌われないと思い込んでいただけに、れいちぇるさんとAlanさん以外のバンドの皆さんがステージから降りた時気づいて、まさかでとても嬉しかった。

れいちぇるさん「大切な人を想って書いた曲です。」
歌い出すと同時にお二人の美しく優しい協奏から生み出される慈愛の空間に包み込まれる。1Bメロに入ると同時に表情がライトアップされ、サビに掛けて、ボーカル、ピアノ共に感情が強くなる。表情をずっと見続けられる事もあってか、生の声を聴くという事もあってか、感情が直に伝わるのが解る。
そして、これらの緩急の繰り返しが、曲全体を通して繰り返されることで、主人公の恋人への優しさと愛情の深さ、切なる願いがとても伝わってきた。

Youtube版『ゆびさき』はこちら👇

M5.光-2021-

2017年発表の1stアルバム『BRIGHTENED』に収録されていた『光』を、今回のライブで発表されたサブスク配信アルバム『あの子が見た夢』リリースに合わせてRemixした曲

『光』が好き曲ランキング2位の私にとって、この曲紹介でテンションが上がらないはずはなく、曲スタート前から、飛び跳ねたくて仕方なかった。という期待を胸に前のめりに集中する…

しょーち。さんの「ワンツー…」でイントロスタート。
ん?!聞き慣れないアンダーグラウンドな歪みの効いたビート音…
あれ?しょーち。さんドラム叩いてない…
「おお、まさかの…打ち込み?!」と、呆気に取られた…
そしてまた、聞き覚えのないストリングス感の音…
どこから鳴ってる???え、いくをさん?!?!
Eギターってこんな音なるの?!(後から聴いた話では「バイオリン奏法」と言うらしい)。
そして、その下に潜むダケちゃんさんの地響きの様な重低音ベース。
更に、Aメロに入ると、パンドラの箱を開けてしまい何もかも失った様なドン底落胆のれいちぇるさんのボーカル。
どれもこれも、打ち込みのどす黒いビートにめちゃくちゃ合う!!!
「おおおおおおお、やべえええええ、かっけえええ」
と思ってると、Bメロで盛り上がってからの…
サビ「見つけてしまったのー」のドスの効いた「がなり(ボーカル)」でドカンとバンドが爆発!
ここでしょーち。さんドラムがめちゃくちゃ効いてくる!
「すげぇ!すげぇ!すげぇ!」と私の心も爆発昂り涙腺崩壊。

間奏では、打ち込みビートにダケちゃんさんのベースソロを合わせる事で、アンダーグラウンド感に哀愁をミックス。

2Aメロに入るとEギターはバイオリン奏法にドライブが効いて、更に曲のアンダーグラウンド感を増す。
一方で、Alanさんピアノが優美に漂い、アンダーグラウンド感に美しさをミックス中和して、哀愁を醸す。ただ、ただ、アンダーグラウンド感に終わらない一癖ある水谷怜バンドらしさを感じる。

曲全体を通して、れいちぇるさんのボーカルは攻撃的で、
「背中の広さすら感じるヤレた中低音
(エッジボイスも入ってる?)
ドスの効いた野太いがなり
エグる様に力強いフェイク
魂を吐き出す空を貫く高音の伸びとビブラート」
がめちゃくちゃかっこいい。
同時に、こうしたボーカルで歌った背景には、何かしらのこの曲に対する想いとこれからの自身の音楽に対する覚悟の様な物がある様に感じさせられた。

サブスク版『光-2021-』はこちら👇

M6.24×18【新曲お披露目】

ライブ時期が近づくとファン友とセトリ予想をしている。今回、ファン友は「新曲お披露目ある派」で私は「無い派」だった。過去に『役者』で一度だけYoutube動画より前にライブでお披露目という事があったが、それ以外は、Youtube配信先行が基本となっている。

8月末に発表された『遠い夢』以後、ずっと楽しみにしていた新曲。れいちぇるさんが「新曲です!」と言った瞬間、驚くと共に物凄く嬉しかった。新曲公開の場に立ち会えるという事、一番最初に聞くのが生の声であるという事。
嬉しい事尽くめの新曲公開となった。

「映画よりも素敵な夜を一緒に過ごそうね、という感じの曲で、皆さんへの感謝の気持ちを伝えたくて書いた曲。ノリノリの曲です」
キターーーーー!!ノリノリの曲!
ここ最近バラード等ローテンポの曲が続いてたので、「そろそろアップテンポを」と、待ち望んでた。ので、これを聴いてテンションUP!

とウハウハしていたら、ワウの効いたEギターから曲スタート!
続けてAメロから直ぐにハートを掴まれる。
身体で小刻みにリズムをとるれいちぇるさん、ボーカルも弾む。 
Eギターのカッティングと弾むようなベースの音、
サビではもう私の目はハートになってる。れいちぇるさんに拍手を求められ、大きく腕を開いて会場一体でみんなで縦ノリ拍手。
「楽しい!楽しい!楽しい!」。
からの、ダメ押し、マイケルジャクソン張りの「hoooo!」。
今日イチテンションMAX!「この曲好きいいい」
って、なった!
曲後のMCで、「80sディスコサウンドを意識してつくりました」とのこと、
もーーーーど真ん中でこの新曲に完全にハートを鷲掴みにされた!

M7.遠い夢

今回の遠い夢。バンド編成なので、バンドアレンジかと思いきや、アコースティックとバンドのミックスアレンジ。
1ABメロはGt、EGt、Key、カホンの組み合わせ。EGtはバイオリン奏法?でアコースティックっぽく、RADWIMPSの曲で耳にした事のある「ファ〜〜」という音がとても印象的。キーボードはポロポロと可愛らしくも懐かしくもある音で、EGtと合わさって、Youtube版のwulitzer(エレピ)+シンセのアコステの雰囲気をよりキャッチーに置き換えている。れいちぇるさんボーカルもよりソフトで囁く様な声で歌い、全体として幼さを感じるアレンジがよりYoutube版アコステとは違った懐かしさを醸す。
また、その間、ダケちゃんさんの出番が無いため、椅子に座って静観してたのが面白かった。

そして、1サビに入ると、Gt、EGt、Ba、Dr、Keyの組み合わせになり、あの優しく切なくノスタルジックな『遠い夢』が、哀愁とかっこよさを合わせ持つロックバラードへと進化する。
1ABメロで出番の無かったダケちゃんさん(Ba)は、2Bメロにはちゃんと見せ場のソロがあり、ベースの低音とれいちぇるさんの優しいボーカルの協奏がとても心地いい。
そして、2Bメロからは、Alanさんがピアノ音で前に出る。れいちぇるさんの柔らかく優しいボーカルと相まって、優雅、優美、華やかな空気を放つ。
そして、2サビかられいちぇるさんのボーカルは強くなり、がなりが入る。バンドの皆さんも音圧が上がり、クライマックスのラスサビで頂点に達する。直後、一気に音圧が抜け、アウトロでれいちぇるさんの綺麗なハイトーンボイスがライブハウス内に映えた。

Youtube版『遠い夢』はこちら👇

M8.合言葉

配信としてはラス曲
「2021年の感謝の気持ちを込めて歌いたいと思います。お聴きください、合言葉!」
この曲はBDLで、ファンによるcoverサプライズプレゼントを行った楽曲。私も参加させて頂いたため思い入れも一塩。
それを、改めてファンへの感謝として歌っていただける心意気に感動した。
ハイテンションハッピードライブギターピアノロックサウンドにテンション上がって曲初めから、早めのテンポで拍手してたら、周りの観客みんな半分のテンポで拍手してて、押し負けたww
けど、楽しかった!
ライブもうすぐ終わっちゃうという事も忘れて楽しかった!
ここまでの楽曲で温まっていたテンションが爆発して楽しかった!
ライブハウスハイ???ライブ観客ハイ???
って感じでひたすらに楽しかった!
れいちぇるさんありがとう!!!
水谷怜バンドありがとう!!!

Youtube版『合言葉』はこちら👇

あとがき(曲名ではありません)

半年ぶりに直に見たれいちぇるさんやバンドの皆さんの姿はとても大きく見え(いつも画面で観てるから?w)、照明や真剣な面持ちもあってか、気迫すら感じた。と同時に、直に聞くボーカルの声量、音圧、で胸が押され気持ちが昂ぶった。
そして、れいちぇるさんをはじめバンドの皆さんの細かい表情、楽器やマイクの傷、金属や木など材質の質感、洋服の皺、生地の質感、配信ではスピーカーの後ろで見えない足元の動き、マイクが拾わない声。手指の細かい動きと力加減。れいちぇるさんの声を出すときの口や喉の動き、目線の方向。カポの位置。観客の笑い声。
【自分】拍手の手の腫れ、肩の筋肉の疲労、拍手の音の音量調整、頭、足、拍手の動かし方、リズム、そして、そのズレ
全て、生だからこそ感じられる五感(匂いはマスクのため感じられなかった)
これが生で感じることの出来る熱量なんだと改めて感じた。そして、この場に居る嬉しさ、幸福感を思い切り噛み締めた。

次に行けるのは、BirthdayLIVE2022 だろうか。普段配信でしか観れない事の枯渇、物理的距離、時間、金銭面などの色々な障壁があって、乗り越えて行ったからこその感動、感激があったと思う。
また今からBirthdayLIVE2022に向けて準備をしていこうと固く決心した。

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