DY CUBE presents 【21gの響界線】(水谷怜さん)ライブレポート

8月6日 下北沢 DY CUBEにて行われた水谷怜さん参加のブッキングライブ

少しでも多くの方に水谷怜さんのライブの魅力をお伝えできればと思い、ライブレポートを書いたので、一字でも多く読んでいただけますと嬉しいです。

配信アーカイブが8月20日(金)まで視聴できるので、興味をもっていただけた方は、以下のリンクからご覧ください(有料です)

概要

DY CUBE presents『21gの響界線』

[出演]つくし / 鯨 / 水谷怜
8月6日(金)
会場 : 下北沢 DAY CUBE

今回、私は配信で観させていただきました。

M.1 あさ

幕開け前、
夜明けの静寂に漂うかの様にボーカルとピアノ(清水Alan哲詩さん)が優しく流れ出す。
次第に、れいちぇる(水谷怜)さんが姿を現し、朝焼け色の照明に照らされる。
『あさ』私の大好きな れいちぇるさんオリジナル曲TOP3の一つ。
イントロ終了と共に、照明が明るくなり、「皆様こんばんは 水谷怜です 宜しくお願いしまーす!」でライブスタート!(間奏で入るこの自己紹介が好き)

「これから音楽を頑張っていくぞ!」という思いで創られた曲。
曲が進むに連れ徐々に歌声に力が込められていく。
『忘れないわ 全てが始まったの何もないここから叶えて見せるわ 忘れないでね、光った私を!』音楽への力強い意志が伝わってくる!
色々な意味でライブのオープニングにはうってつけの曲だなあと思った。

M.2 あとがき

過去の恋人から心を離せずにいる女性の心情を描いた曲
れいちぇるさんの曲名紹介から、アコギのみのイントロスタート…
「あとがきのイントロ、このアコギのソロがいいんだよなあ…」
その直後「あれ?(違和感)…あっ、そうか、エレキギターが無いんだ?!」
聴き慣れたYoutube音源はバンドサウンドでエレキギターが入っている。今回はアコギとピアノのみ、違和感の原因はこれだった。
メインメロディを担うエレキGとピアノのパートをピアノが行き来している。
加えて、メロディがバンドバージョンとはまるで違っていて、とても柔らかく優雅でピアノの荘厳さが程よく効いている。
普段バンドサウンドに耳慣れた曲なので、他のセトリ曲以上にピアノの印象を強く感じたし(ピアノとアコギの演奏なので当たり前体操ですね🤪)、
アランさんのピアノが好きな私にはとても嬉しいバージョンでもあった(もちろんバンドバージョンも好きですw)
感情をより強く見せるこの曲、れいちぇるさんのボーカルスタイル(「感情的な歌い方」自分が勝手に思ってる)が全面に押し出されて、感情を込めた気持ちと表情が聴き手の心をしめつける。
このライブアレンジを観た時点でもうすでに、このライブは神回と感じた。

『あとがき』Youtube版はこちら👇

M3.ゆびさき

ご本人も言っておられたが、ライブで初出しのこの曲。
恋人との幸せな未来を願う女性の心情を描いた曲。
まさかこの曲を聴けるとは思ってなかったので曲名を聞いた瞬間「おおおおおお?!」と、テンション爆上がり。
元々、れいちぇるさんのボーカルとピアノのみの曲であり、両方が主役と思っている曲で、ピアノのメロディも堪能できた。
今、思えば、今回の二人編成にはうってつけの選曲だったのかも。
女性の柔らかい心情を表現した、伸びやかでそれでいて強く感情を込めたボーカルにワシっと心を掴まれる。
中低音から高音まで幅広く行き来して、フェイクがとてもかっこよく、サビで入るファルセットで「好きぃ!」ってなる。
そして!今回ラスサビのところで、Youtube音源にはない「がなり」が入った!あああああああこれぞライブ!!!
チクショーー会場行きてよおおおお😭

『ゆびさき』Youtube版はこちら👇

M4.SLEEPLESS

「眠れないなあと思った時につくった曲です」(れいちぇるさん談)
イントロ流れた瞬間「おおおお?!なんだこの感じ感じ?!」
ライブハウスDY CUBEは機材を使わない、壁のみによる天然(?)のリバーブとの事で、そのリバーブ感とキーボードサウンド、そして夜空の様な照明が相まって、本当に、「ベッドに入って眼を閉じたけど、眠れずにいるような、夢見心地のような」感じに包み込まれた。
それだけに、アコギが刻むリズムが眠れずに過ぎていく時間、時計の音の様にさえ感じられ、
終始、そのリズムとキーボードサウンド、れいちぇるさんのボーカルによる夢見心地感に陶酔した。

『SLEEPLESS』Youtube版👇

M5.夢のあと

本日ラス曲との事で若干の寂しい気持ちを感じつつ曲紹介を聞く。
「一緒に居たい二人がさよならをしちゃう」を描いた曲。
これまた嬉しいアレンジバージョン🤤
ピアノサウンドに電子感の強いキーボードサウンドが織り込まれ、曲に奥ゆかしさが与えられている。
歌い始めから徐々に力が込められるれいちぇるさんのボーカル。それとは反比例でライブ終了の寂しさが込み上げてくる。
曲に込められた思いを感じつつ、「ずっと聴いていたいライブにお別れをしなくちゃいけない」のがとても切ない。
ラスサビ前の囁く様なボーカルとアコギ、キーボードのトーンダウンの時間が更に寂しさを煽る。
そして一気に強くなるボーカル、アコギ、ピアノの音に
「あああああ、終わっちゃうー、終わっちゃうー」
「終わってしまったーー😭😭😭😭😭」
込み上げる寂しさと共に、こんなに素敵な音楽とライブを届けてくれた、れいちぇるさんへの感謝の気持ちでいっぱいになった。

EXTLA.歌

『夢のあと』が終わったあと、ああ、終わっちゃったなあと、余韻に浸っていたら、、、、
パチパチ?!会場からアンコールの拍手👏👏👏?!
パチパチ!おお?!アンコールいけるのか?!
会場の皆さんの拍手でアンコールしてもらえることとなった!
会場組のみなさんありがとうーーー😭😭😭😭😭
まさかのアンコールに狂喜乱舞!

アンコール曲は『歌』
れいちぇるさん自身の歌への思いを歌った歌。
即興?とも思えるアレンジされたピアノのイントロでゆったりとスタート。
サビの伸びやかな高音にいつものごとく引き込まれ陶酔する。
歌詞に「コロナが落ち着いたられいちぇるさんのライブ会場に行きたい」という自分の思いを馳せ眼を閉じる。
『育ってゆく思いをメロディに乗せ歌い』
『強く抱いていれば 何も失うことはないよ
強く願い続ければ 叶う日が必ず来るよ』

ラスサビに感涙すると同時に「いつか、必ず、再びライブ会場に行く!」と固く心に誓った。

『歌』もYoutubeに👇


あとがき(曲名ではありません)

今回のライブ、普段Youtubeやワンマンライブ等でバンド編成で聞き慣れた曲を、れいちぇるさんとアランさん(ピアノ)二人編成アレンジで聴けた事がとても新鮮だった。
れいちぇるさんの楽曲を好きになる前は、CDなどを買って、その中に、原曲とアレンジバージョンが入っていると、「アレンジバージョンの需要ってあるのか?」と思っていた。それが今では、れいちぇるさんの曲を色々なアレンジで聴けるのが嬉しく、楽しい。原曲が飽きたからとかじゃなくて、もちろん、原曲も好きだし、アレンジバージョンも好きみたいな感じ。
この変化の理由はまだわからないけど、こうしたアレンジがたくさん聴けるのがライブだと今回更に感じた。なので、このライブで、
れいちぇるさんライブ会場に行きたい!
そのアレンジの生音を肌で感じたい!
と、いう思いが更に深まった。

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