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『生きる』水谷怜 歌詞読解

『生きる』とは千葉県船橋市を拠点に活動するシンガーソングライター水谷怜さんのオリジナル楽曲で、私の生涯で最も好きな曲です。私は歌詞の意味を感じる事が好きで、一年ほど前からこの曲も歌詞読解を試みていたのですが、どうしても言葉に表せない部分があって、完成できないでいました。
ですが、先日2023年2月10日に参加したライブで初めて生歌を聞けた際、その喜びからか、ふと言葉が天から舞い降りてきて、やっと完成に漕ぎ着ける事ができました。

そこで、ライブ後の思いも合わせてここに投稿させていただきます。
これを読んだ方が少しでも、水谷怜さんやオリジナル曲、『生きる』について興味を持っていただけると嬉しいです。

Youtube版『生きる』はこちらで聴けます👇

また、ライブ当時の感想も書いております。本文はこちらのライブ感想👇の抜粋となっています。

1.『生きる』を生歌で聴いた

『生きる』はライブセトリ5曲目にきました。

『生きる』というタイトルコールを聞いた瞬間、全身の筋肉が緊縮しました。時が止まった様な感覚。外界の音が一切消えた瞬間。

私にとって、人生で最も大切な曲と言っても過言でない曲。「それでも生活は続くんだよ、塞いでいても仕方ない、前を向きなさい」と、幾度となく律され、励まされ、前に一歩踏み出させてくれた曲。

水谷怜さんはこの曲のYoutube MV発表に当たって、「受験生の時に作った曲です。当時は完成できなかったものを2年を経て作り上げました」とコメントしています。この言葉と歌詞の内容からして、大学受験を基に書いた歌詞なのだと想像が付きます。

2年前、ぷらそにかから水谷怜さんの存在を知り、オリジナル曲を聴くようになり、この曲の「はじまり」という歌詞に衝撃を受けました。

「成功するのかどうか判らない。先が見えず不安ながらも、地道に積み重ねていかなければいけない苦しみ。だけど、塞いでいても仕方がない。いつか成功する日を信じて、努力が実る日を信じて生きていこう。」

色々な捉え方ができる歌詞なので、水谷怜さんの真意はこの様な内容ではないのかもしれません。ですが、私はそう解釈し、自分が進む道の先が見えない時、自信を持てない時等に背中を押してもらってきました。

このため、この『生きる』の生歌を聴くことをずっとずっと、切に切に願ってきました。ですが、幾度かライブ会場に足を運ぶも、なかなか出会うことができず、正直今回も演奏はないだろうという思いでライブに望んでいました。

こうして迎えたあの瞬間。タイトルコールを聞いた瞬間の驚きは前述のとおりです。そして、曲が始まると共に全身が震え、涙がどっと溢れ出しました、、、、、、

ふと気がつくと曲が終わっていました。とても貴重な時間で、脳裏に焼き付けていたいのに、曲が終わってみると何も思い出すことができませんでした。喜び過ぎて、脳の処理能力を超えたのでしょうか。

一方で、今回生歌を聴けたことで気付けた事がありまた。2年程前より、この『生きる』の歌詞読解を進めてきたのですが、どうしても自分の言葉として表現できない部分があり、完成できずにいました。ですが今回、生歌に触れたことで、その言葉に気づくことができました。

その、『生きる』の歌詞読解を以下に掲載させていただきます。完全に個人的解釈ですが、『生きる』の歌詞について考える切っ掛けにしていただけますと嬉しいです。

2.『生きる』歌詞読解

『ぼやけたもの綺麗に残したくて
足りないまま映したって
何も残らなかったな』

(自分の中でぼんやりと持っていたものを早く形にしたくて、十分な準備をせず実行したら、結局形にならなかったな)

『ハレのために磨けば磨くほど
この靴は私に似合わない』

(背伸びして取り繕っても自分に見合ったものにはならない)

『はじまり』

『追いつけない朝
待ち構えて長い夜を越そう
白んだ空に今日を認めて
生きよう』

(遠く追いつけない目標
達成できるかどうか全く光が見えない中での毎日の努力
また新しい朝が来た
不安で辛いけれど、今日もやるしかない
生きよう)

『I founded alone it split out of the world without you nothing change in the least.
I have nothing.』

(私は自律したつもりでいる
だけど、まだまだ人に頼らなければやっていけない
少しも何も変わらない
結局、私には何もない)

『雨のために持ち越した夢を
今から叶えに行こう』

(意図せず持ち越すこととなった目標を今から叶えに行こう)

『はじまり』

『目も眩む陽より強い光を星に見よう
鳴らない時計に勝利を見て』

(現実味のない栄光を一気に目指すより、まず可能性のある事からクリアしていこう
その先でいつか、目標が達成できることを信じて)

「青を飾る鱗 赤く滲む縁 深く淡い鉢
ねえ見て思っていたより
ずっとずっと綺麗でしょう』

(周りをよく見て
他にもあなたが気付いていない身近な目標があるはず)

『はじまり』

『追いつけない朝
待ち構えて長い夜を越そう
白んだ空に今日を認めて
生きよう』

(遠く追いつけない目標
達成できるかどうか全く光が見えない中での毎日の努力
また新しい朝が来た
不安で辛いけれど、今日もやるしかない
生きよう)

『追いつけない朝
待ち構えて夜を過ごして
白み始めたら背筋を伸ばして
生きよう』

(いや、確かに遠く追いつけそうにない目標だけど、うまくいくのか?なんて考えていても仕方がない
達成できる日が来ると信じて、この努力が実る日が必ず来ると信じて、毎日積み重ねていこう 今日も生きよう!)

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