ブロンプトンアクセサリーその1 Garmin Edge 130
3代目のGPSサイクルコンピューターとして昨年末Garmin Edge 130を購入した。
2008年に購入した初代Edge 705 はデバイスとして大当たりであった。前日にLatLongLabで作成した予定ルートのgpxファイルを書き込んで、ポタ当日はマップ上のルートをたどっていく。シンプルだが一番安心なやり方だ。7年以上お世話になった。当時の秘湯ポタや山奥でのエクストリーム・ライドを大きな安心と安全で支えてくれた。私のブロンプトン・ライフを豊かなものにして呉れた。本当にありがとう705。
その後、2016年にEdge 1000(日本版ではなくEU版)を購入したのだが、大外れ。ソフトウェアの完成度低すぎ。アップデート後に出先でいきなりフリーズ して走行データを何度台無しにしてくれたことか。リセットが利かないこともあった。チップそのものの不具合さえ疑われるような状況。あまりに当てにならないので確実にルートデータを記録したかったオーストラリア最南端半島探検 には705も持参する始末。液晶タッチパネルも反応が遅く使い勝手が悪かった。勿論個体差もあるのだろうが、私がこれまでの人生で買った電子機器として最もハズレのデバイスとなった。私の中でGarmin製品に対する信認は完全に地に落ちた。
2018年、かつてはサイクリストの羨望の的だったガーミン製品の権威は崩壊し、エッジは本来あるべき姿を完全に見失っていた・・・。そんな中、どのエッジシリーズにも属さない新しいシリーズが現れた。たとえばこのGPSサイコン。虚飾を嫌い、カラーディスプレーを嫌い、タッチパネルを嫌い、コンパクトさと高機能だけが彼女の武器だ。
その名はドクターX・・・ではなくて、Edge 130。
特徴は
1.軽い/小さい(たったの33g)
2.タッチパネルでなくボタン(確実な物理操作)
3.ナビ可能(地図無しだがスマホを併用すればよい)
とりわけ、5個の物理ボタンで確実な操作ができることがアナログな私にとって魅力。かつてブロンプトン秘湯 やブロンプトン登山 を支えてくれた信頼の705シリーズの系譜を継いでいるような気がする。先だってのレールトレイル旅(オキーフレールトレイル )での致命的フリーズ事故を機に、仕事できない1000には退役していただくことにした。
で、M6L-XにEdge 130を装着して走ってきた。
以下Edge 130のファースト・インプレッションである。
- ボタンはクリック感がしっかりあって確実な操作ができる。
- 単純なモノクロ液晶なのだが明るいところでも視認性が高い。
- 1.8インチの小さい画面にもかかわらず表示は最大8項目と充分。
- 地図はなくともナビ可能(和田サイ新春ポタ で実証済)。スマホのグーグルマップ併用で支障無し。
- 今のところフリーズは一度もない。(当たり前ですが。)
それと、スタート時のピロリン音は良いですね。今後愛用することになりそうです。
(トップ写真は或るワイナリーのマスコット犬 アーチー君です。記事内容には全く関係ありません。)