ブロンプトンで箱根の山を登ってきた。
ブロンプトンで登山。箱根の山に登ってきた。秘湯にもいってきた。
[走行データ]
ルート 箱根湯本駅→姥子温泉秀明館→芦ノ湖、旧東海道経由→箱根湯本駅
距離 往路14.67 km 復路21.15 km 計35.82 km
使用機材 M6L-X(チェーンリングは今回のみ44Tの山仕様)
早朝、箱根湯本駅からスタート、箱根の山をブロンプトンで登っていく。
宮ノ下までノンストップで走行。富士屋ホテルの前で水分補給休憩をとる。
どんどん行きます。底倉温泉の橋を渡る。
予報よりも天気は良さそうだ。
強羅駅のところで箱根登山鉄道の踏切を通過した。ここからが今日一番の難関、強羅から早雲山までの箱根ケーブルカーと並行した急坂だ。平均斜度15%が一キロ以上にわたって続く。よい運動だ。
大涌谷が近づくと、あちらこちらで硫化水素が噴出していて、木々が立ち枯れて死の森のようになる。
姥子温泉秀明館に到着した。4時間半ほど滞在して秘湯を楽しんだ。本日は名物の崖湧出は見られなかったが相変わらず素晴らしい湯であった。
姥子温泉からの帰路は、芦ノ湖を経由して、旧東海道箱根越えルートで畑宿経由で箱根湯本に戻ることにした。
前日、グーグルマップの自転車ルートで描画した際、箱根旧街道の遊歩道ルートも提示された。しかし、遊歩道は確か石畳の急坂であったので、歩きでなければ通行できないはずだ。おかしいな。それとも最近、自転車で通れるようになったのか。半信半疑で行ってみると。
やはり以前と同じ石畳の急坂が延々と続いているだけだ。急坂というより石の階段なのである。ブロンプトンでは登れない。マウンテンバイクなら可能かもしれないが、それでは石畳を傷めるだろう。ありえない。グーグルマップの自転車ルートは未だ改善の余地がありそうだ。
ブロンプトンを担いで石の階段を5分ほど行くと車道が現れたので、これ幸いと舗装道である県道湯本元箱根線(旧東海道の車道)の方へと逃れることにした。
甘酒茶屋を過ぎたところだ。畑宿経由の旧道車道はよく整備されているが、車通りも結構多い。気を付けて下り坂走行する。
海と小田原の町が見えてきた。
しかし、実はここからが旧東海道の下り坂の本番だ。まもなく七曲りが始まり、慎重に下る。
走行距離は35.82 km。湯本から強羅経由で箱根の山を1000メートル近く登坂して芦ノ湖・元箱根を経て旧東海道を湯本まで下った。充実した自転車登山となった。