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大雪の話(サラリーマンの備忘録)

1ヶ月ほど前、故郷でシャレにならないくらいの大雪があった。

降雪量に対して除雪が追いつかず、道路は寸断され、雪の重みで潰れる家もあったようだ。田舎なので車を出せないと買い物に行くこともままならない人も多く、実際、今もそこに住む両親も徒歩で2〜3kmの道を歩いて買い物に向かっていた。私は関東在住だが、勤め先の本社は故郷の街にあるため(私は支店勤務)、物流の問題やそもそも従業員が出社できないなど、かなりの影響があった。1週間から10日程度は通常の生活が送れない状態であったと思う。

当時、道路の立ち往生が多発していることが多くテレビでも報道されていた。しかし立ち往生が解消するとコロナ関連のニュースが多くを占めるようになり、その後も通常の生活が送れていないことは、ほとんど報道されなかった。緊急事態宣言が発令された直後だったことも影響したように思う。

ところで、昨日、東日本大震災の余震とされる大きな地震があった。現在も現地で不安な思いをされている方も多いように思うが、こちらも正直、現地の状況を伝える報道が多くはないように思う。震度の割には被害が少なかったものと思いたい。

ニュースや報道もビジネスなので、大多数の方が視聴するもの、話題性のあるものを積極的に報道するのはある程度致し方ないと思う。地方都市の災害よりも増え続けるコロナ感染者数、オリンピック関連の不祥事なんかを報道するのも理解はできる。そちらの方に興味がある人の方が、数としては多いのだろうから。

たまたま自分の故郷の出来事だっただけで、大雪も知らない町の出来事であれば、私自身、大した注意も払わなかったと思う。必要な情報やニュースは自分で検索できる時代になったので、自分が生活する上で不便はないが、自分の知らないところで苦労している人、辛い思いをしている人もいることを忘れないようにしたい。

結局、人口を分散するのがバランスよく報道するには最も効果的なのだろうし、テレワークができる環境にもなってきたので、キャンプや登山ができる町に引っ越したいなぁ。

#サラリーマンの備忘録 #大雪 #報道

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