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地方を元気にすれば都会も元気になる!!

( ※「ミラハタ」とは、未来に伝えたい働き方を発信するプロジェクトの略。兵庫県で、会員制レンタルオフィス・コワーキングスペースを運営する中で出会った「起業家・フリーランス・独立事業者の新しい働き方」や、「ビジネス全般に関する」情報を発信していきます。)
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都心では、かつて中心部の市街地の人口が減少し、空洞化する「ドーナツ化現象」が見られた。

高度成長期に土地の価格が高騰したことで、都市部で住宅を取得することが困難となり、郊外に住宅を求める人が続出したからだ。

この傾向は、1980年代後半のバブル景気の頃に特に顕著に見られた。

その後、バブルの崩壊とともに、都心部の地価や不動産価格は低下し、都市部に人が戻ってくる「都心回帰」が起こってきた。

しかし、都市部に流入してくるのはある程度経済的な余裕のある高齢者が中心。

同じ高齢者でも年金に頼って生活している人や、生産年齢人口である子育て世代にとっては依然として都市部での住宅購入は高嶺の花だ。

一方、東京・多摩地区をはじめとする都市近郊のニュータウンにおいては、子どもく離れていったことで、急速に高齢化が進み、大きな社会問題となっている。

このような状況から、近い将来、都市部でも高齢化が急速に進み、コミュニティを維持することが困物になる地域が念場すると危惧する専門家も少なくない。

都市部で限界集落が生まれるというわけだ。

現に、東京都新宿区の大規模都営団地のように、住民の収が減以上の高齢者となっていることが判明しているところもある。

国立社会保障・人口問題総合研究所では、2005年から2035年にかけて、首都圏3県では65パーセント以上の老年人口が75%以上、東京都や愛知県でも50%以上増加すると予想している。

さらに、75歳以上の後期老年人口となると、埼玉県・千葉県・神奈川県は150%以上、東京都や愛知県、大阪府の3大都市圏でも100%以上増えると予測されているのだ。

このように、地方のみならず、都市部でも限界集落化が進行してきている。

もちろん、超高齢化社会に向けて、や医療体制をはじめ、交通インフラの整備などの社会基盤をさせることは不可欠だ。

だが、それだけでは閉塞感の打破にはつながらない。

地方でビジネスを興し、地方と会を結ぶネットワークを構築することで、地方と都市部のヒトやモノの交流が活発化し、田舎らしの豊かさを都会の人も享受できるようになり、様々な経済効果も生み出す。

地方を元気にすることは、都会を元気にすることにも繋がるのである。


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■  地方にあるもの・事情

自然、温泉、昔遊び、車、知恵、地元の味、土、
観光資源、旅人、ザリガニ、おいしい空気、か
くれんぼ、懐かしさ、お節介、山菜、山の幸、
年金生活、疎林、木材、家、空き屋、虫、清流
のせせらぎ、山、変わったキノコ、蛍、握り
傷、どろんこ遊び、川遊び、アケビ、田んぼ、
文化、名産、花、草、伝説、蚊帳、郷土料理、
石、山びこ、音、木登り、祭り、お茶、釣り、つ
ながり、ゆとり、そば打ち、伝統食、織物、静か、少人数教育、広い土地、夜空がキレイ、情、獣、危機感、食材、地域の歴史、
酒、どぶろく、水、刺激への欲求、昔話、原風
景、帰る場所、時間、かやぶき屋根、閉まるコ
ンビニ、大型ショッピングモール、お花畑など。


■   都会にあるもの・事情

会社、鳩、飲食店、競馬、パチンコ、小さな公
国、公衆無線LAN、路上アーティスト、定
年退職者、若者、お受験、カフェ、駅ナカ、
音、夜の灯、地下鉄、ビル、ひとり暮らし、両
親共働き、個室系店舗、ラーメン屋、ファー
ストフード、ゲーム、ブランド、光通信、大企
業、外国人、オシャレ、部屋、アキバ文化、マ
スコミ、大型書店、交通の便、情報、イノベー
ティプ、クリエイティブ、人、国会、汚染河
川、官僚、ドーム、ITインフラ、カラス、ネ
ズミ、食べ残し、フリーペーパー、エコ・ロハ
スブーム、草食男子、メイド、ビール、マンガ
喫茶、クラブ、肉食女子、戦国ブーム、ゴス
ロリ、独身、金持ち、健康志向など。

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■ まとめ

地方と都市と、線引きして考えること自体が、国の制度設計上、人のパイの前提で組み立てられているので、当然無理があるのは見えている。

都市部近郊の地方や限界集落はまだいいが、本当の地方の中の限界集落集落はもはや、今の制度は崩壊寸前である。

私も3年前に兵庫県の地方に移住したが、予想よりも早いスピードで人、家がなくなっていっている。

その中でどうコミュニティを維持するのか、国や行政に依存するのではなく、自分事として知恵を出し合い乗り越えていく必要がある。

都会と田舎のシナジーライフスタイル、それが、とかいなかライフスタイル。

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