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IR担当直撃取材②~経営企画室 室長 畑江一生編~

こんにちは!株式会社ブロードエンタープライズ(証券コード:4415)経営企画室IR担当の金城(かねしろ)です。

「IR担当が役員に直撃取材!」をテーマに、サービスやプロジェクトの舵取りを行うメンバーがどのようなことを考えているのか、ビジネスの進捗はどうなっているのか、会社が目指している方向性は何なのかなどなど普段、決算説明会等には中々登場しないメンバーも含め、当社役員に金城が直撃取材をし、noteを通じて皆さまにその内容をお届けします!

第2回は、私(カネシロ)の10年来の直属の上司で、執行役員 経営企画室 室長 畑江一生(ハタエカズキ)です!
まずは今回の目次です。


・入社~現在まで

——ブロードエンタープライズでの経歴と入社から現在までのヒストリーを簡単に教えてください。

2003年にそれまで勤めていた会社を退職したのですが、その時期と被って、中西社長から誘っていただいて、ブロードエンタープライズに入社しました。実を言うと学生時代から社長とは繋がっていたので、創業時はアルバイトというカタチで2~3回来ていました。
そこからは基本営業職を中心にやっており、2005年に福岡支店(現在の西日本第二支社)を立ち上げに福岡にうつりました。福岡では約7年~8年従事させていただき、また大阪に戻って来ました。
大阪に戻ってからは新規事業の立ち上げやWEBサービスをはじめとしたマーケティング領域を管轄していましたが、上場前はアクセルを踏むというところで、再度営業の新支社立ち上げの責任者となりました。同時並行で当時新商材だったBRO-LOCKの開発なども行っておりました。
上場直前期には、経営企画室を立ち上げるということで、支社運営をバトンタッチし、経営企画室室長となり、そのまま現在に至ります。

・仕事で大切にしていること

——仕事で大切にしていることを何か一つ以上教えてください。

創業当時から中西が話をしている「素直・謙虚・感謝」「自責」この姿勢を、仕事をする上での大事なところに置いています。また、経営理念である「誰かのお役に立つこと」が一番重要だと考えています。
その上で、毎日笑顔で楽しく皆が仕事できるよう、そして自分自身が楽しく仕事をするということを重要視しています。仕事を苦しんでやっていたら意味がないと思うので、常に笑顔というところを自分だけではなく部署のメンバーにも伝えて取り組んでいます。

——確かに経営企画室では常に笑いが起きていますよね笑
畑江室長はブロードの中でも突出して様々な領域で仕事をされていて、その中で優先順位をつけたり、仕事を割り振ったりすることが凄く多いと思うのですが、意識していること、気を付けていることはありますか?

当然のことですが、まずは緊急性・重要性を考えます。自分たちから生み出す仕事と、誰かから依頼された仕事と、会社全体(会議など)で決まった仕事というのがあった時に、誰かから依頼された仕事であれば、その依頼主がどういう状況か聞かないといけないし、依頼の重要度や依頼主との温度感が合わないといけない。
会議で決まったことであればメンバーの特性を理解して、メンバーごとに割り振っていかないといけない。
自分たちから生み出した仕事なら、会社にどれだけインパクトを与えるか?お客様の為にどれだけできるか?
を考え、優先順位が高ければ早急に取り掛かる必要があります。
あってはならないですが、最優先事項としてはお客様にご迷惑をおかけしてしまった部分の改善がどんなことよりも優先。お客様にご迷惑をおかけするかもしれないことも早急に改善です。

・経営企画室の仕事とは

——多岐に渡る経営企画室のお仕事ですが、具体的にはどんなことをされていますか?

大きく分類すると4つに分かれます。
1つ目は、投資家・株主様向けのIRや四半期毎の予実管理や中期経営計画の作成など、いわゆる「経営企画室」と言われる仕事です。
2つ目は、事業提携やM&Aの仕掛けです。こちらも現在積極的に動いております。
3つ目は、珍しいかもしれないですが、新商品・新サービスについても、代表の中西が近くにいるので、私と中西で話し合って出てきた発想を形にしていくであったり、社員の皆が販売しやすいフローの落とし込みをやっています。
4つ目は、制作・システム構築です。HPなどのWEB制作やチラシ・提案書など紙媒体の制作等も経営企画室で行っています。また、現在注力しているのが、社内のDX化、社内システムの構築です。各事業部がマンパワーに頼らず効率的に業務を行える仕組みを整えています。その為のプロジェクトチームも結成しています。

・IRについて

——IRについてのお考えや取り組みについて教えてください。

このnoteもそうですが、情報発信を重要視しています。当社はBtoBの正直地味なビジネスということもあり、一般の認知度はほぼありません。なので、まずは知ってもらうということが大切で、SNS投稿や個人投資家説明会への登壇、IR系メディアへの露出を強化しています。中西のIRに対する考えも、良いとき悪いとき包み隠さず情報発信していこうという方針なので、IR担当としてはやりやすいんじゃないかな?

——そうですね。社長自身もX(Twitter)の投稿やYouTubeに積極的に取り組んでいただけますし、IRでこんな取り組みがしてみたいという提案をしても基本的にノーはないので、やりやすいです。

・提携・M&Aについて

——事業提携・M&Aについてのお考えや取り組みについて教えてください。

上場後、様々な業務提携のリリースを出してきましたが、三菱地所様等は当社が上場していなかったら提携自体難しかったかもしれません。すべての提携を発表できているわけではありませんが、現在水面下で進んでいる案件も含め、常に提携の計画が進んでいることはやはり上場したことによる大きなメリットの一つだと感じています。ただし、提携することが目的ではなく、双方にとってプラスになり、かつお客様によりメリットになるようパートナーシップを組んでいかなければなりませんので、開示内容も含め、しっかりこの部分を意識して今後も取り組んでいきます。
M&Aに関しても模索しています。相性もありますし、事業としての強みをお互いに出し切れるような会社様があれば、もちろん積極的に進めたいと考えています。ただし、この領域は専門的な知識も多く必要になってくるので、M&A仲介業者等も活用しながら慎重に進めてまいります。

・社内への落とし込みについて

——新商品・サービスの社内への落とし込みについての考えや取り組みについて教えてください。

まず気を付けていることとして、経営企画室である程度のルールやフローを決めていく中で、独りよがりにならないことです。「この通り進めて!」と押し付けるのではなく、しっかり理解をした上で進めてもらうためにマニュアルを作成し、研修の時間を取ります。ただ、皆忙しいので次から次に入ってくる情報を忘れてしまうのは仕方がないと思います。そうなった時に、「経営企画室のメンバーに聞いたらわかるよね」という一つの安心どころになれたらとは思っています。もちろん聞かれる前のシステム作りにも注力していて、社内のシステムを利用して意見・相談箱を設置したり、定期的にマニュアルやフローをブラッシュアップして周知しています。
ただ、社員は自分事になった時に深く理解が進むので、何度も繰り返すことで、徐々に浸透させていくしかありません。伝えたかより伝わったかが大切ですね。
現場の意見を聞く⇒改善、この繰り返しかなと思っています。

・次回予告

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
ご意見・ご要望・こんなことを質問してほしいなどありましたら是非お聞かせください!
次回は、執行役員 経理部部長 渡邊へのインタビューをお送りする予定です。お楽しみに!

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