世の中の大黒柱さん達、お疲れ山です。
先日の記事でちらと1人目出産時に、夫にパートになってもらった話がありましたが。だいたい2年ちょいぐらいの間、私が完全に家計を支えていました。
1人目が0歳から1歳までの1年間は夫はパートをしながら家事育児をしてくれて、娘が保育園入園後は自分と家族の将来のための勉強をしたいと、夫が単身赴任を4ヶ月ぐらいした時期もあったり。その後も色んな職場を転々としたりして収入が安定しませんでした。
その2年ちょっとの期間は私が家族の大黒柱をやっていました。
いや〜。。。。
世の中の大黒柱さんの皆々様。
本当に本当に本当に。
お疲れ様でございます。
自分が働かないと、家族の生活に影響が出る。
という心理的な環境は、想像していた以上に心と体が締め付けられます。
好きな仕事なのに
なんだかお金の為に働いているような気さえしてくる日々に
本当に精神的にきつかった思い出があります。
でも。
夫も相当きつかったと思います。
実際きつそうでした。
家事や育児をして、仕事もしていろんなことをやっているのに
自分は何もしていない。
そんな感覚に襲われていたんじゃないかな。
自分で立っていない
パートナーのお陰で立てている
っていうような感覚は私は出産前後しか経験していないし、蓄えもあったので
分かるよなんて口が裂けても言えないけど、きついものがあると思います。
それに加えて、男性というだけで
世の中的にまだ主夫という立場をとる人が少数派であるためだけに受ける
肩身の狭さのようなものがあって、きっと二重に辛かっただろうな。
夫と妻、男と女、母親と父親、色んな属性を知らない間に背負って人は生きてる。正直に申しますと、私は本当に属性とか全然気にしないで生きてます。実母が属性や肩書きを大変こだわって生きてきている人だったので余計に。
母を反面教師に属性に囚われることに嫌悪感があった私にも抗えない属性がありました。それが「母親」という属性。
この属性からは逃れられんし、なんなら自分なりに向き合ってまっとうしないときっと取り返せないぐらい後悔するんだろうなって気づいてしまったのです。
こればかりは、誰かや何かに任せてしまうと将来何かが欠落してしまうのではないかと思ってしまったのです。
もちろん全てを自分で背負うなんてのはナンセンスですが。属性に正面から立ち向かってやろうじゃんと思っては日々心砕かれて鍛えられております(> w <;)
話が少しそれてしまいましたが、母親という属性を大切にしたとしても夫に大黒柱になって欲しいとは思えないのもまた事実。
だってきっついんだもん大黒柱。自分がやってきつかったってことを分かってて人に課せられない。。。
夫婦といえどもお互いがそれぞれちゃんと立って。万が一にも別の道を歩むことだってできる自由度が私は必要だと本当に心から思うのです。それは何にも属さずに自分を生きる為に。
矛盾してるけども。
母親であり。妻であり女であり美容師でありオーナーであり娘でもあり。でも。
私はすーやんなのです。
属するものはない自分だって確かに存在させていたい。それが色んなものへの原動力になるから。頑張れすーやん。そうやって今日も属性まとって戦ってこうぜ。
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