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「ありがとう」と「大好き」を叫べた日~A・ZU・NA LAGOON DAY2参加レポ~

2023年1月から始まった虹ヶ咲ユニットライブは早くも2公演目、A・ZU・NA公演を
迎えました。
自分はDAY2現地に参加してきました。
本公演の前後に色々な思いを抱えたイベントでも有ったため、備忘録を兼ねてまとめました。
(取りこぼし沢山あるけど…)

それは突然訪れた

自分の中で1番心に残ったライブである虹ヶ咲5thライブから1ヵ月近くが経ち、がさらじ公録のラジオ配信を楽しみにしていた11月1日。
ラブライブ公式から突然のお知らせが舞い込んできました。
そう、楠木ともりさん降板のお知らせです。

長年オタクをしているとキャストの交代という出来事に多少なりとも
出会うものですが、このお知らせには精神的に結構きましたね…
いつかはこうなるのでは?と薄々思っていました。それでも5thライブのHurray Hurrayを
見て、この13人なら大丈夫だ…!と半ば安堵の気持ちが芽生えていた矢先でしたから…
この情報を聞いてから5thライブのアレコレについての受け取り方が変わってしまった気もしてます…あの頃は無知だった…

そんなこんなで動揺しまくってるオタク達に優しい言葉をかけてくれる楠木ともりさんには勝てないなぁと思ってしまった出来事でもありました。
一番悔しいはずの本人からこう言われたからには自分達も前を向かないとなぁと背筋が伸びる思いでした。

自分は虹ヶ咲の皆が大好きですが、最推しは近江彼方(鬼頭明里さん)です。
優木せつ菜(楠木ともりさん)が最推しという訳ではないですが、それでも
彼女達の存在は大きいです。アニガサキから入った自分としては最初に披露された「CHASE!」にトキメキを感じた事が全ての始まりです。
また、彼女は1stライブでヘッドライナーを務められたりと
スクールアイドルの体現者としての側面が強いと感じています。
1stライブは円盤でしか見ていませんが、自分の「大好き」、他人の「大好き」を大切にして欲しいと言った言葉を出せる楠木ともりさんの心は強いなぁと感心しましたし、自分の中でも大切にしたい信条にも少なからずなっています。

そんな、楠木ともりさんと虹ヶ咲でのお別れが刻一刻と近づいていきました。

ユニットライブの面白さ~変幻自在のA・ZU・NAの世界~

そしてR3BIRTH公演から始まったユニットライブ。A・ZU・NAライブは
楠木ともりさんの事実上最後のステージという文脈が乗っていますが、
初のユニット毎のフルライブはどの様なものか凄く楽しみでした。
R3BIRTHはK-POPを彷彿とさせるバチバチにカッコ良いサウンド・ダンスで会場を沸かせるユニットに対して、A・ZU・NAは電波曲・カッコ良い曲・バラード曲等、さながら遊園地の様に変幻自在な姿を見せてくれる世界観が売りのユニットです。
こういった個性豊かなジャンルを楽しめる事が虹ヶ咲の良さだなと改めて感じました。

今回特に印象に残っているのはライブタイトルにも使われているラグーンを表す曲Blue!です。
未知なる世界に飛び込むワクワク感を押し出した前向きな曲で更に好きになりました。
シャボン玉の演出もキレイでした。
(今回のセットは座りやすそうな場所が多かった気もするけど、海底ならではの岩礁とか貝殻を彷彿させて上手い作りだなぁとも思いました。考えすぎかな??)

また、今回のライブから正式に声出しライブが解禁されました。
実に3年ぶりくらいの声出しで上手く出来るか不安ではありますが、
やっぱりその時の感情を素直に表に出せる事は良いなと改めて感じました。
(周りの迷惑をかけないとか最低限の配慮は必要ですが…)

『楠木ともり』として最後の優木せつ菜

本公演で印象的だった事は
ソロとして最後の曲が「CHASE!」
全体として最後の曲が「TOKIMEKI Runners」
と彼女の始まりの曲だった事です。
最後の公演で粋なセトリにしてくれたんだなぁと思いました。
CHASE!は3rdライブ現地で聞いてましたが、今回は初めて声出しで
コール出来た事もあり今まで以上に楽しい一時でした。
ストレートに熱い楽曲であり、観客への煽りも含めた会場全体を巻き込むチカラが凄まじかったです。
落ちサビのシャウトは何度聞いても鳥肌が立つくらいカッコ良いし、
これをもう聞けないのか…と複雑な気持ちにもなりました。

彼女の最後のステージの前に声出し解禁された事実に運命を感じざるを得ませんでした。

前田佳織里さんの優しさと大西亜玖璃さんのセンター感

事前に楠木ともりさんから、今回はA・ZU・NA1stライブを純粋に楽しんで欲しいというお話をされていました。個人的にはそれは安心したお話でした。
(何となく、降板を大きく取り上げすぎると「優木せつ菜」までいなくなってしまう気がしていたので…)
とは言え、それは土台無理な話だったんですよね…

彼女は上記の通り、ラストライブという事に触れずに最後の挨拶をされていました。最後まで優木せつ菜の体現者として立ってくれていた心意気を感じました。

ですが、前田佳織里さんの挨拶から流れが
変わっていきました。
涙ながらに「楠木ともり」としての優木せつ菜の思いは無くならないと言ってくれました。コンテンツライブは飽くまでキャラクターの体現として声優さんが立っているイメージもありますが、あの場では特に前田佳織里さん本人の
思いを聞けた気がします。
普段からアミューズの狂犬や酒豪等で豪快なイメージが強いですけど、
仲間思いの繊細な方だなと改めて感じました。
彼女が切り出してくれなければ、楠木ともりさんに直接「ありがとう」と「大好き」を
伝えられなかったかもしれません。

また、大西亜玖璃さんのセンターとしての大きさにも気づかされました。
暗くなりそうな雰囲気の所、「泣いている人はいないよねー?!」という様に会場を明るくさせようとしたり、泣いている前田佳織里さんの事を支えたりと、センターとしてどっしり構えた姿勢が印象的でした。
1stライブの時に楽曲の途中で泣いていた子が大きくなったんだなと
謎の感情が芽生えそうになりました…(?)

何となくですがAwakening Promiseを披露されたのは、「楠木ともり」としてのせつ菜の思いも一緒に虹ヶ咲はこれからも進んでいく、
まだまだ道の途中だよ!という意思表示だったのかなぁとも思います。

今回のA・ZU・NA公演は3人のそれぞれの良さが出てたライブだったと感じました。
次にお会いする時は違う形とはなりますが、きっと大丈夫だと信じてます。

まとめ

拙い文章でしたが、自分の中での気持ちの整理は出来た…かな?
本公演も掛け値なしに凄く楽しかった!

楠木ともりさんのステージはこれで最後ですが、3月末までは
「にじよん あにめーしょん」で新しいせつ菜の声を聞く事も出来るので
ギリギリまで楽しみたいと思います。
4月以降は新しい声優さんが声を当てる事に
なりますが、本公演で皆の思いを聞いたからには新しい方を受け入れて応援していかなくてはいけないなと改めて感じる事も出来ました。

まずは、A・ZU・NAの皆さん、素晴らしいライブをありがとうございました!
Diver DivaとQU4RTZ公演は2日目現地参戦予定なので残りのユニットライブも最後まで楽しみたいと思います!

おまけ

・桜坂しずくさんの色気が半端ないなぁ…と思い始めました。
 幕間ドラマだったりエイエ戦サーの時の「えいっ♪」が妙に色気づいてる気がするのは私だけではないはず…
 桜坂後輩に悪戯な顔をされて「先輩…♪」と呼ばれたい人生だった。

・繚乱!ビクトリーロードのA・ZU・NA版も聞きたい
 R3BIRTH公演で突然出て来たアレンジ版、このユニットライブで全ユニット分聞けるのかなぁ?と思っていましたが、A・ZU・NA公演では披露されませんでした。
 単純にR3BIRTHだけのスペシャルだったのか、残り2公演で披露されるかは現時点では定かでは無いですが、今後登場してくれると嬉しいです。

・ユニットライブのお土産が好きという話
 R3BIRTH公演ではトキメキエネルギー・A・ZU・NA公演ではプレオープンチケットといった、幕間ドラマに準じたクスッと笑えるお土産が貰えるのは嬉しいですね。この後の公演で何が貰えるか今から楽しみです。

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