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辻井伸行オンラインコンサートがすばらしすぎる


こんにちは、ブリタニーです。

先日、初めてオンラインコンサートを観ました。
これ、すっごく良かったんです。
あ、最初に言っておくと私はクラシックに詳しいわけでもなく、楽器も弾けないし、さらには楽譜すら読めません 笑 辻井さんのピアノを聴くのも初めてでした。

今回はウェブで鑑賞チケットを購入、送られてきたURLにアクセスして、開始時間に再生ボタンをクリックするとコンサートが始まる、という流れでした。
チケット代は、約1時間の予定で1,800円。映画一本分くらいのお値段。
ワクワクしながらお茶とお菓子を用意して開始時刻の20時にスタンバイ。合間にお茶を飲んだり、もぐもぐ食べたり。そんな風に敷居の高いイメージのあるクラシックを自由に聴くのもいいなぁって思いました。

PCやタブレット、スマホで観れるので、一人でプチ贅沢として楽しむのも良し、家族で集まって観るのも良し。何人いても同じ金額で観れるのはオンラインならではの特権かも。
開始時間に間に合わなくても、24時間は配信しているので都合のいい時間に観ることできるし、観終わった後にまた観ることも(!)できます。

この日の曲目は、私でも聴いたことのあるドビュッシー、ラヴェル、ショパン、リストの有名曲。
そして辻井さんのピアノは、すばらしかった~!
一つ一つの音の粒が生き生きとしていて、ピアノ一台でこんなに人を感動させるものなんだなぁ、と。その曲のもつパワーが、辻井さんのピアノを通して伝わってくるようでした。
何百回も同じ曲を弾いて、その曲の意味とか伝えたいことを考え抜いているからだと思うのですが、音の説得力がすごい。
惹き込まれました。

辻井さんは曲の合間のフリートークで「実は」という言葉を何度も口にしました。「実はこの曲には…」「実は本日は…」みたいに。
「一見分からないけど、本当はこうなんだよ」と見えない本質を教えてくれているように感じました。彼を通した世界を私たちにも見せようとしているのかもしれません。

このコンサートは、「ライブ」とか「生配信」とは書かれていないので、最近録画されたものだと思うのですが、それでもその時しか観られない映像であり、オンライン上の繋がりやコンサートの特別感を十分に感じられました。
ピアノを弾く手元も映してくれるので、特に超絶技巧は見ごたえ十分で、アンコールにはバイオリニスト、三浦文彰さんとデュオも披露して大満足の1時間15分でした。

辻井さんのオンラインコンサートは今後も配信予定があります。
次回はこれまた誰でも知っているベートーベン。興味をもった方は、ぜひ。

ちなみに、コンサートを観るときは、アプリの通知などはオフにしておくと集中して楽しめて良いと思います!


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