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レンジャーと仲直り

7月に泣かされて、この前は調馬索の練習に付き合ってくれたレンジャーに再挑戦する機会がやってきました。
といってもあれから半年も経っているので、お互い成長しているはず。

今日は雨の中の乗馬になりました。
ずっと前(日本で)に買っていた、冬用のキュロットが防水だったような気がして、試しに履いて乗ってみることにしました。

前は常歩もままなりませんでしたが、今回は
大丈夫そう。
でも、一方の長蹄跡だけは避けている感じ。
そして速歩へ。
最初少し捻れたり、速くなったり遅くなったりしまっていて、うーん、と思ったのですが、前に手綱より騎座でコントロールすると良いと聞いていたので、内側に入ろうとする時は外方手綱を張って、スピードコントロールは座り方で教えます。

そうしたら、前回みたいなことはなく、とりあえず普通そうに乗れる。
私も前とは違って少し自信を持って、恐々ではなく乗れていたし、レンジャーもかなり成長したのでしょうね。

輪乗りなどをする時に、外に膨らんでしまう時の対処法を教えてもらいました。
まずは、左右の手を平行に保つこと。
そして、外に膨らんでしまう時には、内方の拳は引っ張らずに開くこと。そして、その拳を少し上げると、内側の肩を真っ直ぐ保つことができるそうです。
少し拳をあげたら、すぐ戻す感じ。
時には外方の拳を上げてみたり、両方一緒に上げてみたりして反応をみるのも良いとのことでした。

また、今日は2頭とも若くてぐねぐねしている感じだったので、四角の練習をすることになりました。
四角の練習は、輪乗りでは円ではなくダイヤモンド型、輪乗りではなく四角形に置いた横木の周りを四角く回る、蹄跡から3mくらいのところを四角く回る、といったように、とにかく円ではなく四角い形の図形を描いていきます。
乗っている側としては、「真っ直ぐ」と「曲がる」が交互に来る感じ。
苦手な長蹄跡は上手く行かないこともありましたが、とても感触がよかった時も。
こういった図形運動も、レンジャーは脚で動かしてあげた方が反応が良いようです。
また、長蹄跡では、蹄跡の3m内側を歩いたり走ったりしているので、そこから蹄跡に出るようにレッグイールディングの練習をすることも可能。
レッグイールディングは左から右は良いのですが、右から左が難しい。
どうやら右後ろ脚が少し違和感があるようで、そのせいかも、と先生は言っていました。

駈歩は、もう1頭がまだ苦手なので、レンジャーを先頭に2頭で少しだけ。
でも、両手前とも2頭で上手く走れました。
まだ2頭とも若いから、駈歩のクオリティは求めず、出ればOKとのこと。

乗っている途中で面白かったのは、レンジャーがあまりにも足元を気にしないこと。
横木は蹴り飛ばし、コーンの内側を回ろうとしているのに膨らんでコーンに正面から衝突していってなぎ倒す。
外側に逃げるならわかるんですが、なぎ倒すって。。

最後はレンジャーもちょっとお疲れな感じでしたが、最後まで頑張ってくれました。

私の成長よりレンジャーの成長のお陰かとは思いますが、無事レンジャーと仲直り?することができました。

さて、キュロットはと言いますと、水を弾いている感じはありませんでしたが、結果的に脚は濡れておらず暖かいままだったので、防水機能アリだったのでしょう。


おまけ。
つまみ食いしているヤギーズ。

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