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そんなに誇らしげな速歩、ある!?

写真を撮りそびれたので、ロンドンの邸宅美術館、ウォレスコレクションの玄関に展示してあった絵を。
私も一緒に転がりたい。


今日は大規模クラブの障害準備クラスへ。
ちょっと物足りなかったけど、このお馬さんにはもう一度乗りたいな、というレッスンでした。

今日は前回とは違う先生で、比較的のんびり。
横木通過をしなかった代わりに、終始低いクロスバーでした。

乗ったのは、トミー。
大きな黒い男の子です。
乗る前に、他の人にどんな馬が聞くと、最初速歩をしようとすると蹴ったりするけど、それを越せば大丈夫、とのこと。

常歩はさくさく。
前の馬に追いついてしまうくらい。
速歩は、、と思うと、評判通り蹴り炸裂。
とにかく蹄跡にいさせて!という事だったのでエイッと合図をすると、蹴りながら速歩に。
速歩も結構速くて、手綱ではあまりゆっくりにならず。
ウォーと声をかけながら座るタイミングをゆっくりにしたら落ち着くので褒める、というのを何度か繰り返しました。
やっぱり、坐骨の角度は重要ですね。
反り腰になってたらゆっくりにならない。
真っ直ぐから少し後傾くらいでゆっくり座って伝えると、よく伝わりました。

そして、輪乗りをしようと思ったら、あれ!?曲がらない!!
どうやら右に曲がるのが苦手の様子。
先生も、鞭はずっと左手に持ってて、曲がれなかったら肩に使っていいよとの事だったので、使うとまた蹴る。
でも、何度か戦っていたら、納得したようです。

その後、クロスバーへ向かっても、跨いでしまって飛んでくれません。
そして、やっぱり曲がるのが少し難しかったので、真っ直ぐ障害に向かえないことも。

1番面白かったのは、障害4つのミニコースを走行した後でした。
とっても誇らしそうに、
「ぼく、すごいでしょ!がんばったでしょ!」
と言うような速歩で、みんなが輪乗りをしているところに戻っていきました。
あまりの調子の良さに、他のみんなも笑ってしまうくらい。
トミーも障害レッスンを(跨ぐけど)楽しんだようです。

クロスバーを跨ぐのみ、順番に一頭ずつ動く事が多くて待ち時間が長かったので、ちょっと物足りなかったというのが正直なところ。

でも、最初のごねごねに少し戸惑いましたが、今日のレッスンでトミーがどんな子かわかったし(というか、理解するので時間を使ってしまった)、トミーの愉快な一面も見られたので、もし次回があればもっともっと楽しめるだろうなと思いました。