見出し画像

クルミがきっかけ!?ニッケルアレルギー

アナフィラキシーショックを起こす前の一年間、どんどんアレルギーがひどくなっていきました。

きっかけはクルミを食べ過ぎてニッケルアレルギーになったことです。知り合いからクルミパンのレシピを教わって毎週のようにホームベーカリーで焼いていました。その頃腕や足に2mmほどの穴があき出血するようになりました。外からの刺激で肌荒れしたり虫に刺されたりする時とは違って、皮膚の深いところで炎症を起こし出血する感じです。暫く押さえて絆創膏を貼らないと血が止まりません。治りが悪く瘡蓋も剥がれやすく、治った跡が色素沈着して残ります。

皮膚科で伝えるとニッケルアレルギーだろうとのこと。ニッケルが含まれる食品を出来るだけ食べないように指導されました。ナッツ類やお茶、海藻類や豆類、野菜にも含まれるものがあり、チョコレートも大敵です。私が好きな食品が多く、また体に良いものが多く該当していたので悲しくなりました。

汗腺の根っこのところで炎症が起きているようで、汗をかきやすい腕や足にたくさん出来ました。跡がたくさん残ってしまいましたが、グルテンフリー生活になってからは、少しならチョコレートやナッツを食べても大丈夫になりましたよ^^

金属アレルギーと聞くと、イヤリングやネックレスなど、装飾品を考えがちですが、食べ物による金属アレルギーもあるのですね。また一つアレルギーの経験と知識が増えました。とほほ・・・

それからアナフィラキシーショックが起こる数ヶ月前は顔に蕁麻疹がよく出ていました。2cmくらいの硬いコブみたいなのがおでこや顎に出来ては、数日くらいで無くなっていました。瞼が腫れて目が開かなかったり、唇が異常に腫れあがったことも何回かありました。この頃は体が重く体調がどんどん優れなくなっていって、どこが悪いの?何科に行けばいいの?と、内臓の病気だと思っていましたが、今思えば全てはアレルギーのせいだったようです。

アナフィラキシーショックになって、グルテンフリーの生活に変えてからも暫くはいろんな食べ物に反応していました。その頃処方されていた貧血治療の鉄剤、蜂蜜、りんごなどで息苦しさや胃痙攣下痢が起きたこともありましたよ。

蜂蜜の時は息ができなくなり慌ててエピペンを使用してしまいました。初めて使ったので、打った直後からドキドキ動悸がして逆に不安になったけど、後からエピペンの中身がアドレナリンだと分かって納得しました。「一度エピペンを使用した人は次に使う時効きにくくなる場合があるので、手元に2本持っておいてくださいね」と言われ、今は前年度のと新しいのと2本手元に置いています。エピペンは毎年新しいものに更新するので、遠くの病院まで行くのがちょっと面倒。

ちなみにリンゴなどのバラ科の果物に対してもアレルギーがあるのですが、火を通したら大丈夫だそうです。リンゴやイチゴもジャムならOK! 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?