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伊万里焼@唯一無二

なかなか会えないけれど。
最近はLINEもご無沙汰だけれど。
働いている以上、お互い忙しいということは、
暇を持て余しているよりはありがたいことなわけで。

実直でまっすぐで、手先が器用で字もキレイで、
とても丁寧に仕事をする子。
でも、生き方は決して器用とは言えない、
良くも悪くも、正直な子。
時に厳しい私の指導に、粘り強く向き合ってくれた奇特な子(笑)

そんな彼女と私が、「上司と部下」という関係だった3年の間、
折に触れ、幾度か心のこもったプレゼントをいただいた。
私の退職祝いとして、最後にいただいたものが、この伊万里焼のカップ。

お父様が伊万里焼の窯元にお勤めでいらっしゃる関係で、
私の名前入りの、オリジナルデザインの、まさに唯一無二のカップを
焼いてくださった。
私の好みの色や形、手のサイズまでもを熟知した彼女ならではの、
彼女だからこそのプレゼント。

新たなステージで、特別な時にだけ使うと決めたカップ。
すでに私の悲喜こもごもで深みを増したカップ。
大切な大切な、大切なカップ。

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