コミュニティでトラブルが起きた際、私達はどうすべきか。1

おはこんばんにちは。はじめまして。巨人小笠原と申します。
今日は自分の遊んでいるゲームなどのコミュニティで道徳違反などの問題が発生した際、どうすべきかを話したいと思います。

まあ、個人的な意見を書いていくだけなので、あまり真に受けずに読んでください。

まず、そもそもの前提としてコミュニティには大きく分けて4種類あり、すべて問題への対処が違うと考えています。今回はその4つの大まかな特徴について書いていきたいと思います。
軸としては、運営が個人間の問題に対し、どの程度介入的かという運営を中心にした軸と内部にいる人々がどれだけ多くの価値観を人に押し付けるかという個人を軸にしてみた考え方です。

運営が介入的かつ個人が全体主義的なグループ


特徴: 運営が強い統制を行い、個人も全体主義的な考え方を持っている。メンバー全体が運営方針に忠実に従う。異議を唱えることがほとんどない。

ダイナミクス: 非常に統制された環境で、統一されたビジョンに基づいて活動が進む。内部からの反対意見がほとんどないため、運営の方針がそのまま実行される。

例: カルト的な団体や、強固なリーダーシップの下で活動する企業(ワンマン企業)

これは運営がメンバーの様々な考え方や道徳に口を出し、メンバーを運営が統制、支配しようという考え方です。
さらに、メンバーが秩序維持のためにいくらでも本来持っている自由を差し出すという状態になっています。
主に民度がひどく、自浄作用も働かないようなコミュニティに対して取られるものです。
具体的にコミュニティ名を上げるとするならば、マナーガイドラインを発表し、秩序を守るために批判を封じ込めたプロジェクトセカイなどがこれに当たるでしょう。

運営が非介入的だが個人が全体主義的なグループ


特徴: 運営はメンバーの自由を尊重して介入しないが、個人間では強い同調圧力や全体主義的な考えが支配している。メンバー同士が自発的に統一された行動を取る。

ダイナミクス: 表面的には自由があるように見えるが、実際には内部の圧力が強く、異なる意見が出にくい環境。自主的な統制が行われる。

例: 一部のソーシャルメディアグループや、特定のファンダム内でのコミュニティ。

こちらは運営は口を出さないがメンバーが圧力を使って人々を秩序を保とうとするグループです。先鋭化したファンダム内でのコミュニティがよくこうなります。
よく言うと強く団結しているコミュニティ、悪く言うと信者ばっかりのコミュニティです。多くのメンバーが自己と作品を同一視していて作品が批判されると烈火の如く怒り出します。
様々なファンコミュニティがこの状態に陥ってる場合がありますが、今回はテレビでの「やすいお涙頂戴です」というたかが一個人の発言にブチギレて晒し上げしたヘブバンを例にしておきましょう。

運営が介入的だが個人は個人主義的で自由なグループ


特徴: 運営が活動を管理・調整するが、メンバー個々は自由な発想や行動を尊重される。運営は秩序を維持しつつ、個々の意見や創造性を奨励する。

ダイナミクス: 多様な意見や活動が行われるが、運営がそれを調整し、混乱を避けるようにしている。個々の創造性が尊重されつつも、一定の方向性が保たれる。

例: 大きなクリエイティブ集団や、活発なフォーラムでのディスカッショングループ。

今度は個人が自由主義的なグループ群を話していきます。まずは運営が介入主義で個人が自由主義なグループです。
これは2に当てはまらないファンダムが多く当てはまると思われます。この場合は多くの意見が運営者に提示され、運営者がその中で必要だと思ったものを選び適宜規制を下していきます。
さらに、そのルールについての問題が浮上したさいまた話し合われ規制解除したりルールの変更をしたりします。ある意味で最も民主主義的なグループと言えるでしょう。このグループに属するコミュニティは多すぎて具体例があげられません。

運営も介入せず個人も個人主義的で自由なグループ


特徴: 運営がほとんど介入せず、メンバーはそれぞれ自由に行動する。個々の自由が最大限に尊重され、ほぼ無秩序に近い状態で活動が行われる。

ダイナミクス: 非常にオープンで柔軟性が高いが、まとまりがないことが多い。創造性や自由な発想が尊重される反面、全体としての目標や方向性が曖昧になりやすい。

例: オープンソースプロジェクトや、自由主義的なオンラインコミュニティ。

最後は誰も個人に介入せず、運営も何にも介入しないというグループです。
その名の通り、誰も何も介入しません。ルールも殆どありません。そして、誰もあなたを守ってくれません。
介入介入とここまで介入が悪のように書いてきましたが、なにかに介入するということは介入してきた相手に従えば守ってもらえるということなのです。
このような考え方のグループでは基本的には個人の自由な発言が最大限尊重されるとともに自己防衛が推奨されます。
私のディスコードグループがこんな感じです。

いかがだったでしょうか。次回からはそれぞれのグループがどのように問題に向き合い対処していくかを書いていきたいと思います。
次回も是非見てください。よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?