TOEFL TPO33 Reading "Railroads and Commercial Agriculture in Nineteenth-Century United States"
単語
ripples outward - 広がる影響
specialize - 専門化する
manufactured goods - 工業製品
bushels - ブッシェル(穀物の体積の単位)
railroad networks - 鉄道網
shifted - 変化した、移動した
hazardous - 危険な
spoiled - 腐る、悪くなる
hub - 中心、ハブ
commercially oriented - 商業志向の
cash crops - 商品作物(販売を目的とする作物)
productivity - 生産性
prairie land - プレイリー(草原地帯)
fertile - 肥沃な
transformed - 変革した、変化させた
sod - 芝土
tangled roots - 絡み合った根
mechanical reaper - 機械式刈り取り機
harvested - 収穫された
fundamentally altered - 根本的に変えた
surpluses - 余剰、余り
ecological system - 生態系
notably - 特に
commodities - 商品、農産物
tame grasses - 飼いならされた草
livestock - 家畜
pastures - 牧草地
hay - 干し草
annual fires - 毎年の火災
cultivation - 耕作、栽培
woodlots - 小規模な森林地帯
checkerboard pattern - チェッカーボード模様(碁盤目のような配置)
artificial ecosystem - 人工生態系
uniform layout - 均一な配置
efficient - 効率的な
irregular - 不規則な
midwestern landscape - 中西部の景観
settlers - 開拓者、入植者
tall grass - 高草
patented - 特許を取得した
plow - 鋤(すき)
demand - 需要
introduced - 導入した
unbroken landscape - 継ぎ目のない景観
independent farms - 独立した農場
Midwest - 中西部
Appalachian Mountains - アパラチア山脈
distant locations - 遠くの場所
eastern woodlands - 東部の森林地帯
checkerboard pattern - 碁盤目状の模様
railroad track - 鉄道線路
lard - ラード(豚脂)
tallow - 獣脂
vegetation - 植生、草木
steamboat - 蒸気船
bushels - ブッシェル(容量の単位)
fanned out - 扇状に広がる
unfertile - 不毛の、肥沃でない
reappeared - 再出現した
spoiled - 腐った、台無しになった
became commercially oriented - 商業志向になった
demand for grain - 穀物の需要
fetched - (ある価格で)売れた
borrowing - 借りること
tame grasses - 飼いならされた草
introduced new crops - 新しい作物を導入した
undisturbed - 邪魔されていない
artificial ecosystem - 人工の生態系
checkerboard pattern - 碁盤目状のパターン
native grasses - 在来の草
steel plow - 鋼鉄製の鋤
Cyrus McCormick - サイラス・マコーミック(発明家の名前)
farming equipment - 農業機器
harvested fourteen times more wheat - 14倍の小麦を収穫した
could not keep up with demand - 需要に追いつけなかった
commercial agriculture - 商業農業
prairie farmers - プレイリーの農民
boundaries - 境界線
eastern plows - 東部で使われた鋤
bustling - busy ★単語問題
背景知識
アメリカの19世紀の鉄道の発展
鉄道の役割: 19世紀のアメリカにおいて、鉄道は経済発展の中心的な要素であった。鉄道の敷設により、内陸部の農産物や工業製品が迅速に大都市や港へと輸送されるようになり、農業や商業が飛躍的に発展したのである。
鉄道と農業: 鉄道が敷設される以前は、農民は地元市場や川沿いの都市に限定された範囲で農産物を販売していた。しかし、鉄道の開通により遠隔地への輸送が可能になり、農民はより多くの収益を得ることができるようになった。
2. 19世紀の商業農業の発展
商業農業: 19世紀後半、アメリカの農業は自給自足型から商業農業へと移行した。農民は市場で販売するために大量に作物を栽培し、農業機械を導入することで生産性を大幅に向上させたのである。
キャッシュクロップ(商品作物): 商品作物とは、販売を目的とした作物のことである。トウモロコシや小麦が代表的であり、特に小麦はアメリカ国内外で高い需要を誇っていた。
3. 農業技術の進歩
鋼鉄製の鋤(plow): 1837年にジョン・ディア(John Deere)が発明した鋼鉄製の鋤は、硬い土壌やプレーリーの草地を効率的に耕すことを可能にし、農業の生産性を大幅に向上させたのである。
機械式刈り取り機(reaper): サイラス・マコーミック(Cyrus McCormick)が改良した機械式刈り取り機は、収穫作業を効率化し、短期間で大量の作物を収穫することを可能にした。
4. プレーリーとその生態系
プレーリーの特徴: アメリカ中西部に広がるプレーリーは、広大な草原地帯であり、肥沃な土壌を持つことが特徴である。しかし、草の根が深く絡み合っているため、初期の農民は耕作に困難を抱えていた。
生態系の変化: プレイリーには元々、多様な在来植物が生息していたが、商業農業の発展に伴い、これらの植物は商品作物や牧草に置き換えられていった。また、年次火災によって草原が木々から保護されていたが、農業の進展に伴い火災の抑制が進み、森林が再生するようになった。
5. 19世紀の経済と貿易
貿易の流れの変化: 鉄道網の発展により、アメリカの貿易の中心は川沿いの都市(例: ニューオーリンズ)から鉄道を利用した内陸の都市(例: シカゴ)へと移行した。この変化により、地域間の経済的なつながりが強化され、商業の発展が加速されたのである。
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