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日々是案山子(正義とか2)

またまたですが。

犯罪者の話をしていると、同時に考えてしまうのが正義、というか悪人を取り締まる側の組織や所属している人たちのこと。
どんなに犯罪ものサイコものの作品が好きとはいえ、わたしの立場としては犯罪者の対局にいるものとしてだと思っています。

じゃあ、警察官になりたいのか?
そう訊かれることがあれば答えはNO。
FBI捜査官とか憧れるけど、なりたいともちらっと考えるけど、
なれないしなりたくない。
ドラマやドキュメンタリーでしか知らないけれど、彼らには断固たる決意があって、正義のもとの強い意志を感じるし、そうでないと務まらないと思うのです。

警官の礼服がかっこいい。
だけでは絶対もたない。

それはフィクションだけど、漫画などのヒーローものの主人公も、なれないなぁと思います。
傷つき、時に傷つけそれでも正しい道を歩く、あるいは誘う。
そんなことは私にはできない。

なんとなく生きているから。

わたしの中にも正義や悪などあるけれども、だからといって他人をどうこうしようとは思はない。
「こっちのほうが正しいだろう」
と思うことはあっても、相手を変えてやろう矯正してやろうとまでは思わない。
それは我が祖母で嫌というほど味わった。
家族総出で
「それはしないで」
「それは外では言わないで」
と窘めても、一切聞かなかった。
町内でも一、二を争う強烈なキャラだったようで、
そんなの家族にいたら大変よ?

その話は置いといて。

漫画「パトレーバー」の最後のほうで
野明がシャワーを浴びながら大泣きする場面。
わたしはいまだにしっくりきていない。
なんとなくわかる。
わかるけど、しっくりこない。

そいうところが警察官とかになれない理由かな
と思ったりします。

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