勝負を決めるのは準備/高木一樹

超一流野球選手のイチローも、超一流サッカー選手の本田圭佑も
緊張しないわけがない大舞台で結果を出してきた人たちが口を揃えて言う言葉があります。

「準備力」

勝負を決めるのは準備。
事前の勉強ももちろん「準備」ですが、私が特に大事だと思うのは
「あらゆるハプニングに備えておく」ことです。
「備える」とは、物を準備するだけではなく、起こりうることを想定して心の準備をすることも言います。

では、ノンフィクションで私が受験時に遭遇したハプニングを紹介するので、イメトレに活用してください。笑

●得意科目を大ゴケ

「もう終わりだ。」と泣きそうになったが、なんとか二日目に立て直し挽回。あの数学の試験の後に他の試験もあったらと思うと、本当に怖いです。。。
大ゴケしたときは、周りも大ゴケしているので、大丈夫。一科目の失敗では合否は変わりません。
私は得意の数学200点満点で30点でしたが、結果を見てみれば真ん中ぐらいの順位でした。

●試験中にトイレがしたくなる


全く気にせず行きましょう。4,5分ぐらいのロスは大きな問題になりません。私はむしろリラックスのためにわざと行ってました。

●周りの人がうるさい


色んな癖のある人がいますよね。「うるさい。」と思うと、どんどん気になってしまうので、「この人ってこんな癖があるんだ~。おもしろい。」と少し上から見るようにしてました。
すると、むしろ煮詰まった時にリラックスできました。

●買ったご飯が口に合わなかった(宿泊で受験に行く人向け)


1日目失敗して、気分どん底の中、一応ご飯食べなきゃと一人でフラフラと行き着いた怪しい弁当屋で買った弁当が全然美味しくなく、むしろ苦手な味で、とても気分が悪くなりました。
何回も食べたことのあるいつも通りのものを食べましょう。

●前日の夜あまり眠れない


前日の夜なかなか寝付けず、「やばい、明日の試験で集中力を欠いてしまう。。」と焦ってた覚えがあります。
でも、次の日に眠くなったり、集中できなかった覚えなど一切ありません。これだけ頑張ってきた受験本番で眠くなるわけないんですね!人間の体ってすごい。
(だからってわざとあまり寝ない意味はないので、意味をはきちがえないように。笑)

他の先生の記事や学校の先生、塾の先生から聞く体験談から、「もし自分にも起こったら...」とイメトレして、備えておいてください。実際にハプニングが起こったときの動揺が全く違います。
特に、鈴木先生の「大差を生む微差」(https://note.mu/brighten/n/n2f0d5e7cc6a6)には参考になることたくさん書いてあります。

「いつも以上」ではなく、「いつも通り」もしくは「いつもの9割」の力を出せることを祈っています。(ダメなのは、「いつもの5割」以下の力です。)

頑張れ~~!!

高木一樹

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