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あみだくじ恋愛論:十代は人生百年時代を生き抜くアリかキリギリスかを考えよう


十代は性的未熟児時代。

この時代の恋愛は基本的には憧れの恋愛である。

いろんな漫画やアニメを見て、「ああ楽しそうだな、心が弾むような感覚だ」とか、現実と少し遊離したおいしいどころ取りが十代の恋愛の基本線であり、「好き」といっても、それは実態のない自分のイメージでしかない。

恋愛は性行為への誘導体にすぎないのだけど、そもそも、十代の人たちは性行為自体を正しく理解できない。特に十代の女の子はDNAによって、「子供を産んで育てるにはまだ早すぎる」という制御がかかっているから、性行為自体を不潔と感じてしまいがちになる。

だから、十代の子たちの恋愛観は正常な形の恋愛観ではない。

このことを理解していれば、「新しい形の十代型の恋愛」を手に入れることができる。新しい形の十代型恋愛とは何か。それは、これから訪れる、これまで「人類が体験したことのない新しい世界」を生き抜くための良きパートナーを選ぶこと、そのための練習期間になる。

これからの時代は、長く働くことが大前提になる。

日本ならば80歳まで、北米北欧では生涯現役が、既に、意識されている。日本ならば、サラリーマンは無条件で税金と保険料などで3割を持って行かれるので、圧倒的に不利だ。

その反面、自営業なら生涯現役でいられるが、これはハイリスクすぎる。韓国では早い定年のうえに、就職先がないという地獄形態になっているため、多くの人が自営業にならざるを得ないが、倒産が続出し、人生終了の人が続出している。まさに阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されている。

出典:成田山安養寺。

ベストチョイスはフリーランスになってマイクロ法人化することになる。

そうすれば、出費の多くが経費として処理できるので、平均年収450万円を例にとれば、年間100万円ほどの可処分所得の差がつく。こういう時代がすぐにやってくる。

ちなみに、2023年のフリーランスの数は1500万人、そして、これに目を付けた政府がフリーランス新法を画策している。このように、常に社会は流動化しているということは知っておかねばならない。

ハイリスクハイリターンの自営業ではない。人の3分の1はバカというデータが出ているが、それでも多くの人は損をする確率の高いこの方式を敬遠し、確実性の高いローリスクローリターンを選択する。

多くの人は賢くはないけど正真正銘のバカではない。そうであれば、自営業よりフリーランス、或いはフリーランスの卵である副業を選択することになる。ここで必要なのは専門知識である。

正真正銘のバカをスルーする。
なんでもいいから専門知識を身に着ける。
十代で、この生きるための最低条件を知ることは有効になる。

十代はモラトリアム(猶予期間)の時代なので、自由に飛び回って試行錯誤することが許される、人生において唯一の期間なので、遊び惚けて無価値に消耗するのはもったいない。

さて、話は戻って長く働くために必要なものは何か?
それは働くストレスを緩和してくれる「癒しの家庭」である。

ストレスを軽減させる必需品としての癒し。

聞き慣れない単語だけどキヌレニンという物質がある。キヌレニンは、ストレスによって誘発され、キヌレニンが過剰に作られてしまうとセロトニンの合成量が減少してしまう。

このような理由があるため、相性の良いパートナーの存在が必須となる。

イケメン命?
巨乳大好き?

癒しの家庭を造るのに、何の役にも立たない。
だから、バカ扱いされる。

恋愛より結婚が重要になる。
まさに、アリとキリギリスだ。

人生百年時代にキリギリスになってしまうとひからびてしまう。
優雅に生きぬくためにはアリにならざるを得ない。
そのパートナー選びに最適のシステムがあみだくじ恋愛論になる。

楽しく長く働ける人生が一番なのよ。


 


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