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株とエヌビディア暴落

2024年8月2日の日経平均株価の下げ幅は2000円を超えた。下落幅の大きさは歴代2位の記録であり、最高値から3週間で6300円超も下落した。投資家たちは悲鳴をあげ植田和男日銀総裁を非難しているが、そういう問題ではない。全ては海の向こうからやってくる。

「多くの事柄は、世間の最大公約数と反対の方向に動く」に書いたとおりの展開になった。

同じ記事でエヌビディアも危ないと書いたが、これも的中して、半導体関連はエヌビディアをはじめ大幅安のオンパレードとなった。

暴落の要因の一つは円高である。
だから、円安を攻撃していたような反日メディアの記事を読んでいるようでは大損をこいてしまう。

ちなみに、100%輸入のウランに頼るような原子力発電はGTCCの発明によって不要になった。

GTCC新型火力発電所はこれまでの半分の燃料で済む。
信頼できるのは産経新聞だけ。

円安で物価高になり、それで倒産が激増した。
電気代もあがった。
大嘘ですよ。

確かに物価高になり、輸入小麦に頼っていた飲食店は苦戦しているかもしれないが、そもそも麺類の飲食店は倒産件数の多い職業だから、円安だけを要因にするわけにはゆかない。

電気代の値上げだって輸入燃料の高騰によるものではない。

その証拠に各電力会社は記録的な黒字を計上している。

それに、三菱重工製GTCC(ガスタービン・コンバインドサイクル発電プラント)の威力によって、今までの半分の燃料で済むから化石燃料の輸入は増えていない。

円安で電気代があがった?
ウソメディアに騙されてはいけない。

電力の自由化によって、電力会社が供給義務を負わなくてよくなり、老朽火力発電所の廃止ができるようになったため、今、続々とGTCC新型火力発電所が作られている。そのため、夏場における供給不足問題は発生しなくなった。

円安は悪者?
そのような考え方を持っている人が投資をするのはリスキーですよ。

もう一つの要因はエヌビディアの大幅安に見られるように、アメリカでこれまでの上昇相場の牽引役となっていた「生成AIブームによる半導体特需はそれほど期待できない」という見方が広がってきたことによる。既に記事に書いたように、生成AIは過大評価されすぎなのです。
 


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