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「謎めいた人物」と思われる人は二つの特性を持っている。


一つ、「何を考えているのか分からない人」の答えは、「何も考えていない人物」である。本人が何も考えていないのであれば、他人が「何を考えている」のかなど分かりようもない。

もう一つは、「かなり独創的なことを考え、かつ、実行している人」である。良いも悪いも、「常識的なことを考えていない」場合、人はその人の考えを推測できない。だから、その人とは付き合わない方がいい。天才かもしれないが、天才と凡人なら隔たりが大きすぎるので、互いに理解し合えない。

「一点主義の博打」はやめた方がいい。

昔、ライブドアが大成長していたとき、「全財産をその株にぶち込むべきかどうか」を悩み続けた人がいた。

そこで正解を得るために周りの人に聞きまわったらしい。
この時点でアウトである。

一般の人に株のことや企業のことを聞いても、最も役に立たない最大公約数的な答え、要するに噂程度の聞いたことのある答えしか返ってこないからだ。

正解は独自理論であろうと、一般理論であろうと、「博打は八百長以外には勝ちに絶対はない」ということである。株で言えばインサイダー取引になる。確実に勝つためには正攻法では無理だ。バフェットみたいな人もいるけど、彼のやり方は博打ではなく投資である。

逆に、ジム・ロジャーズのように「これからは中国だ。日本株は売りだ」と前のめりになった人はヤバイ。「彼は投資ではなく博打を選んだ」。そういう結論になる。

ちなみに、ジム・ロジャーズの総資産はぐぐってみると1000億円程度らしい。バフェットの資産は14兆円だ。株をやっていて、たかだか1000億円程度で世界の三大投資家とは過大評価もいいところじゃないですか。

某企業のオーナーは「株で2000億円儲けた」と言っていましたが。素人でも儲ける時はそんなものですから、たかが総資産1000億円で世界三大投資家とは、おかしくないですか?

私は競馬をやる。
やり方は週にメインだけ1レース、ワイドで一点買い。

それもG1ではない時は1000円しか買わない。
それで当たれば、次は儲けたお金で再び一点で買う。

一頭だけなら来る来ないは独自の方法で、だいたい分かるが、複勝はさておき、例えワイドでも一点で当てるのは至難の業だ。

特に、地方(新潟、札幌、函館、小倉)の競馬は「八百長だらけじゃないのか」と思うほど、当たらない。

例えば、最も的中率が高いと評判の「ウマキング」さんでも、Sクラス2頭、Aクラス5頭と、出走馬の半数に近い馬を推奨しても、3連複では当たらない。何レースも当たらない。それほど夏競馬は格や能力が通用しないので難しい。

しかし、札幌記念の時は、独自理論で3番人気のジオグリフが鉄板という結論を得た。そうなれば、能力が桁違いの1番人気のプログノーシスが相手で外れようがないではないか。

「夏競馬で久しぶりに大勝ちできる」。

そう思った私は1レース1000円と言う掟を破って大口勝負に出た。

競馬ファンなら分かると思うけど、プログノーシスは大きく出負けした。川田騎手は「ゲート内でうるさかった。首を下げた時にゲートが開いた。出た時にいつもの覇気がなかった」と言い訳をしていたが、私は信じていない。

例え、どのような不利があっても、「勝て」とJRAから指令が下りていたならば、勝つはずだからだ。

レースをよく見ていたら分かる。例え、前がふさがれる不利があっても、「勝つべき馬」ならば、不利をはねのけて勝つからだ。「前がふさがって動けなかった」などはウソの言い訳でしかない。

しかし、鉄板のはずのプログノーシスはお約束通りの4着に沈んだ。
この4着という着順は実によくできていると思う。

人気馬が飛んでも怪しまれないし、無印の馬が来て、「おしかった」と思わせる着順だ。人気薄が4着に来て、次はと思うのはリスキーだ。JRAの作戦にハメられているかもしれない。

とにかく、こうして、私は大損をした。
やはり、1000円だけ買っていればよかった。

おまけにジオグリフの複勝が4倍もついたというのだから、泣くに泣けない。でも、これが博打なのだ。

博打に絶対はない。
馬などはどうにでも操れるのだからなおさらだ。

さぁ、今週も千円で勝負しょう。
面白いことに千円で負けても10万円負けたぐらいの衝撃を感じる。

ただし、勝った時は「たったこれっぽっち」と感激が全く湧かない💦


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