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冷凍きのこの焼きそば


焼きそば

昼に小腹が空いたので、冷蔵庫に1つだけ残っていた焼きそばを作ることにした(3食セットだったので、2人で食べたら1つ余った)。

流石に素焼きそばは味気がないので、冷凍保存していたひらたけと、冷凍の薄切り牛肉の破片(パッケージを落としたときに粉砕)を一緒に炒めた。
きのこは冷凍すると栄養にも味にもよい、というのは何かで聞いて、一人暮らしの頃からよくやっていた。
しかし、今更ながら調べ直してみると、なんだかあいまいな記述が多い気がする。

実は、きのこをおいしく保存するには、冷凍保存がおすすめ。冷凍すると長持ちするだけでなく、酵素の働きによって、加熱後の香りやうまみが増すといわれているのです。

https://www.kagome.co.jp/vegeday/store/201709/8374/

そもそも冷凍したものと、冷凍していないものを食べ比べないので、個体差を無視しないと味の比較もできない。
ただ、まあ多分ちょっと美味しくなって入る、というか味が染みやすくなっているような気がする。
これがきのこの美味しさのアップなのか、料理としての美味しさのアップなのかは難しいところである。

ところで、今回はひらたけを使ったのだが、先に引用したカゴメのサイトではひらたけは出てこない。
私は30になってから、長野に引っ越したときに初めてその存在を知り、美味しさにハマった。
塩を一振りしてオーブンで程よく焼くと、日本酒に大変良く合うし、バターで炒めたらビールに合うし、肉と炒めるとワインによく合う。
炊き込みご飯にしてもいける。
それまで、知らなかったのはそれまで料理をほとんどしなかったという自分の無知ゆえのものだと思っていたのだが、どメジャーなきのこではないのだろうか。

上海の私のよく利用するスーパーでは、日本でよく見る種類のきのこはたいてい売っている。しかも安い。
一方、日本で見たことがない種類のものもいくつかある。ただ、これらは結構高いので買ったことがない。今度試してみることにする。
驚いたのは舞茸で、一応売っているときはあるのだが、毎回必ずあるわけではない気がする。というかあまり見ない。
炊飯器で鳥チャーシューを作るときに、一緒にジップロックに入れると肉が酵素かなにかの働きで柔らかくなるらしいのだが(追記:以下の引用の通りだそうです)、それができずに少し困った。

マイタケに含まれる「タンパク質分解酵素」が、鶏のムネ肉のタンパク質を分解する働きがあり、その働きによってパサパサになりがちなムネ肉を“しっとり&ジューシー”に仕上げることができるのです。

https://dietplus.jp/public/article/news/20160428-620167/1

ちなみに焼きそばは近所の日本の食品を扱っているスーパーで買ったもので、熊本の食品メーカーが作っているらしい。
パッケージからするに、おそらく輸出用に作っているのだと思う。
麺は取り出したときはパサパサだが、炒めるとちょうどよくしっとりして美味しい。

余談

そういえば、焼きそばって焼くっていうか炒めるでは?と思ったので、いろいろ見てみたら、以下のサイトがわかりやすかった。
なるほどなぁ……。

本来、焼くは火を食品に直接当てて加熱することを意味した。
(…)
炒めるは、加熱したフライパンや鍋などで、素早く食材を加熱する調理法のこと。
(…)
「焼く」の範囲が広いため、「炒める」との差がわからない料理も多いが、基本的には、食品の中までじっくり火を通す際には「焼く」を用い、食材をかき混ぜながら加熱する際には「炒める」を用いる。

https://chigai-allguide.com/cw0051/


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