事業計画書の作成

 先日会社を設立した知人から、法人口座を開設するにあたって事業計画書のような書類が必要であるという連絡があった。
 本来的なことを言ってしまえば、会社設立前に作っておくべき資料なのだろうが、取り急ぎ色々見ながら作成を手伝うことにした。とはいえ、私も何度か他社のものは見たことがあるが、自分で作ったことはない。
(余談:以前勤めていた会社で、補助金の申請のために社長が作ったものを見たが、頭の中のイメージをそのままパワーポイントに落とした、夢の表象のようなもので、結局審査に落ちた)

 日本政策金融公庫が「創業計画書」とその記載例を公開しているので、さしあたりそれに則って作った。

 今回の場合、融資を申し込むためではなく、あくまで口座開設なので、恐らく理屈が通っていて、資料に整合性があれば問題は無いのではないかと思う。
 取り急ぎ、以下の項目があったほうがいいと思ったので作成した。

  • 会社情報(設立年月日、主な事業、資本金、住所、連絡先)

  • 経営者プロフィール

  • 創業の動機・目的

  • 事業内容(商品、サービス詳細、セールスポイント、戦略、市場分析)

  • 取引先・従業員・借入

  • 事業の見通し(事業展開)

  • 事業の見通し(売上・利益):2期分

  • 事業の見通し(上記の詳細:売上・経費・利益)

  • 必要な資金と調達方法

 詳細については知人が作成するので、私はあくまで仮の数値や文字をいれたに過ぎないが、特に売上・経費・利益を具体的に作成すると、わりと今後何をしなければいけないのかが明確になる感があった。やはり会社を作る前にこういった資料は経営者が自分で作っておくべきだと思った。特に最初の企業の場合は。

 もし問題なく口座が解説できたら、資料としてアップしようと思います。

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