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【ライブ日記#53】『コーヒーにミルクを入れるような愛』サイン会


くどうさんのサイン会に参加するのは今回で3回目。
さすがに前よりは緊張しないだろうと思ったが、案の定緊張した。
サイン会の場所は奥渋にあるSPBS本店。恥ずかしながら行ったことがなかったので、目算を見誤り時間ギリギリに到着。危なかった。

いつもどおり本を持って並ぶ。そしたらいつもどおりくどうさんが座って待ってくれていた。そしてびっくり。以前サイン会に参加したことを覚えてくださっていた。以前くどうさんにお会いする前、眉毛サロンに行って眉毛を整えていったので「眉毛きれいですね」と褒めてもらった。そのときのエピソードを引用して「眉毛の方ですよね?」と言われて人と会う時は絶対眉毛を整えようと思った。そして今日も眉毛を整えた。

サインの右下にいつも描いてもらえるおばけのイラストには、今回はキリッとした眉毛が書かれていて、ユーモアの瞬発力えぐいと思った。さすが作家さんだ。そして大変恐縮ながら、くどうさんの短歌をきっかけに短歌が好きになったので自分で作成した短歌本をくどうさんに渡した。するとくどうさんはサイン書いてよ、と私にペンを渡してくれた。サインすること自体が初めてだったのもあるし、しかも相手はくどうさんということもあり、すごい緊張した。最初の一画目が遠く感じた。

文章を書くって、自分のことを表現するのではなく、相手にどう伝わるかを考えるってことなのかもしれない。だってそうじゃないとこんな受け答え出来ないと思うもん。文章を練習することって、もしかして生活全てに紐づいているのではないか?道は長く遠いなあ。

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