姉の覚書

中3の弟とよく漫画のおすすめあいっこをします。 社会人の姉が読んでるものでいいのかなあ…

姉の覚書

中3の弟とよく漫画のおすすめあいっこをします。 社会人の姉が読んでるものでいいのかなあ…と思うのですが、「またなんか面白いのあったら教えて」と言ってくれます。 でもその彼は現在受験勉強中。受験終わったら教えてあげよう。「なんか面白いの」探しておくね。その覚書です。

最近の記事

『透明男と人間女~そのうち夫婦になるふたり~』

透明人間や獣人が共生している世界が舞台です。 主人公は透乃眼探偵事務所の透明人間探偵、透乃眼あきらと、同じ事務所に勤める人間の夜香しずか。 夜香さんは目が見えないけれど、透乃眼さんが近くに来ると雰囲気で分かってしまいます。透明人間の透乃眼さんはそれがなんだかとてもくすぐったご様子です。 透乃眼探偵事務所には二人のほかに、ハスキーボイスの獣人、写螺子(じゃらし)さんと、根暗で「だりい」が口癖だけど、優しくて実は世話焼きの人間、鬼木羅(ききら)さんがいます。透乃眼さんと夜香さんの

    • 『ものつく~手作り生活、はじめました。~』

      東京の広告代理店に勤めるは檜前桧由(ひさきひより)。 やっともらえた内定。やめるわけにいかないー。 そんな気持ちで上司の言うことばかり聞いていた彼女に限界が訪れ、学生時代の友人・ユキがいる自然豊かな宮之森町へと逃げるように住み着きました。 「今自分は何がしたいのかわからない。」そんな桧由に、「やりたいことはやってから見つけろ」と”ものつくり心”に火をつけたのは、教員でありながら木工の作業所を持つ杉木京造。桧由のなかで杉木の存在が大きくなっていき、自分を奮い立たせてくれた恩から

      • 『めんつゆひとり飯』

        めんつゆひとつで大抵の料理を乗り切る主人公、面堂露。 煮魚やマグロのづけ、照り焼きチキンやみたらしもち、焼き蕎麦、サラダうどん、和風餅ピザ…… 露の料理に対する「楽したい」というこだわり?が詰まった、おなかがすく漫画です。 会社での同僚たちとの会話もくすりと笑ってしまいます。 きちんとだしをとる社長秘書の同期、十越いりこ こってり国の住人であり炭水化物信者の先輩、保ケ辺勉 ヘルシー党だけど!保ケ辺氏に恋するめんどくさい後輩、白田舞 語彙力ゼロ、料理力も多分ゼロ、ジャンクフード

        • 『恋せよキモノ乙女』

          主人公は着物を着てお出かけするのが好きなOL、野々村もも。 亡くなったおばあちゃんの着物をとても大切にしています。 そんな彼女のお出かけ先に、「喫茶店の君」が登場します。 喫茶店の君が、なんだか気になる存在から恋に変わっていきますが……。 ももの恋はうまくいったりいかなかったり。でも、彼女の傍らにはいつも素敵な着物たち。行先や季節、目的や相手に合わせてコーディネートを考える場面は、着物の知識がない私でもわくわくします。 特に心がくすぐられるのが、帯や着物以外の小物たちの使い方

        『透明男と人間女~そのうち夫婦になるふたり~』

          『午後3時 雨宮教授のお茶の時間』

          私立大学教授、雨宮誠が午後3時に向けてお菓子を作るお話です。 作るお菓子はイギリス文学の物語に登場するもの。中でも児童文学が中心に取り上げられています。 『ナルニア国物語』『不思議の国のアリス』『嵐が丘』『ハリーポッター』『フランバース屋敷の人々』…… 読んだ時には「おいしそう」と思ったのに、つるっと読んでしまって、ストーリーが面白くてついつい忘れてしまっていたお菓子たち。 教授は一人では作れないので、小学生の姪っ子サラに教えてもらいながら作るんです。 日本でもよく聞くジャム

          『午後3時 雨宮教授のお茶の時間』