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よちよちある記336『雨水』

今日は二十四節氣のひとつ
『雨水』(うすい)

空から降るものが雪から雨に変わり、雪解けが始めるころ。山に積もった雪もゆっくりと解け出し、田畑を潤す。昔から、雨水は農耕を始める時期の目安とされてきた。

 
暦の上での春を告げる「立春」
冬の眠りから醒めて虫たちが出てくる「啓蟄」
万物が清々しく明るく美しい「清明」
夏がおっ始まるぜーという「立夏」
夜中に大氣が冷え朝露が宿りはじめる「白露」
など

言葉の意味や
文字の意味
言い表す時節の様子などを知って
好きになった節氣は多いけれど

二十四ヶある節氣の中でも
特に好きなこの二文字
雨水

雨と水の二文字で表される
この世界観の美しさの
なんと見事なことか

最近は朝晩の冷え込みも
大分落ち着いて
暖かさを感じる朝も増えてきて
三寒四温
徐々に徐々に
ゆっくりと変わりゆく
季節を味わいながら

 
年寄りくさいのかも知れないけれど…

先人たちの残した言葉で
長く長く伝えられてきた言葉自体
言葉そのものに味わいを感じる

そして
意識的にその言葉を遣おうと
わざわざその単語を用いたり

言葉を伝え残していく

 
梅が咲いたり
桜が咲いたり
春の賑わいを伝えるのだから
お空の様子も冬の氣配から
春のものへと変わっていく

冬の色合いから
明るさが変わってるんだよな〜
色鮮やかさが増して
氣持ちも明るくなってくる
 

今日もいい1日✨

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