テントウムシと庭づくり
今年(2024年)の5月、前庭の東側に植えてある、木槿(ムクゲ)の木に、テントウムシの幼生が沢山いることに気付きました。
昨年はわずか4、5匹しか居なかったのが、今年は10匹以上確認できました。
テントウムシの幼生、よく見るとちょっとだけ気持ち悪い見た目をしているのですが、ちっちゃいし、何よりこれがかわいいテントウムシに成長すると思うと、全然嫌じゃない。そしてこの幼生のうちから、アブラムシを沢山食べてくれると思うと、たいへん貴重な存在となってくる訳です。
うちには木槿やハナミズキ、ボケ、モチノキ、ブルーベリーなどを植えているのですが、このうち木槿とボケの木に、毎年アブラムシがついてしまいます。
アブラムシが好む木なのですね。
完全無農薬で管理している庭なので、虫除けの薬剤は使いません。
というと、かっこよさそうですが、単に面倒だからしない、という側面もあります。
とはいえ、木がアブラムシだらけなのは、気持ちの良いものではありませんし、木も栄養を吸われて元気を無くしてしまいます。
なので、アブラムシの天敵であるテントウムシは、大歓迎の虫さんなのです。
テントウムシの幼生の姿は、本で確認し、保護する(駆除しない)ようにしています。もちろん成虫も。
そんな地道なアプローチであっても、昨年くらいから成果が出てきていて、木槿にびっしりついていたアブラムシが確実に減ってきています。
テントウムシさんありがとう。
「虫と一緒に庭づくり」の本には、天然素材で作る「自然農薬」の作り方、使い方が載っていますが、それも使わずにアブラムシとさようならできていて、満足しています。
ところが、です。昨年からは急に、モチの木にコガネムシが大量発生中。
コガネムシは葉っぱを食べてしまうので、また新たな対策が必要になっています。
その話はまた今度。
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