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バニラさんに片思い

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抱きしめたらバニラの香りがしそうなあなたのことを「バニラさん」と呼んでいます。あなたへのちょっと痛い片思いのつぶやきをここにとどめます。
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2024年2月の記事一覧

夢の中のあなた~さよならができない~

あなたの夢を見た。 あなたはわたしの前ですごく楽しそうで。 まるで昔に戻ったみたいだった。 でも最後のほうで、何も言わずに消えてしまった。 わたしはあなたを探し回って、悲嘆にくれた。 まるで今のわたしのように。 この夢みたいに、 あなたとのことは幸せで悲しい夢だったって 思えばいいの? 忘れてしまえばいいの? あなたはもういないって思わなければいけないの? あなたは確かに存在するのに。 あなたがまたわたしに笑顔を向けてくれるなら、 夢でもいいからまた見たいと思った。

友情でも恋愛でも、 人に好きだと言って傷つくのはもういやだなあ。 好きなら好き、嫌いなら嫌いで返してくれればいいのに 「気持ちには応えられない」というのは答えになってないと思う。 やっぱり倫理観とかもろもろが欠如してる わたしの頭がおかしいからそうなるんだろうな。

必要とされなくなった愛情も悲しいし、 行き場のない愛情も寂しい。 叶わぬ思いにどんなに涙を流しても価値がなくて。 胸のときめきにはもう何の意味もなくて。 せめて心の痛みがなくなればいいのに。 麻痺するまで待つしかないのかな。 こんな時わたしは「ひとり」なんだなあと実感する。

久しぶりに彼を見かけた。 元気そうだった。 ちょっと不幸でいてくれればいいなあと思ったけど、 そんなことはなく幸せそうだった。 わたしがいなくてもそんな風に笑えるんだ。 そう思うと、胸が締め付けられた。 止まっているのはわたしの時間だけ。 わたしは未だに前に進めないでいる。

「好き」という気持ちをもてあましている。 もうあなたに向けられないから、 方向を見失ってどこへもいけなくなってる。 誰にも迷惑をかけないうちに、 静かにさせなくちゃ。 でも、なでなでしても、 なかなか静かにしてくれない。 あなたのせいだよ。 笑いながらそう言えたらいいのに。

「そばにいて欲しい人」と、 ただ「そばにいる人」が一致しない。 誰かがそばにいない人もいるから 贅沢な悩みだとわかっているけど。 そばにいて欲しい人がそこにいないと、 笑顔が苦笑いになっちゃう。 そこはもうあなたの席ではないけれど、 わたしは今でも、あなたを待っている。

あなたのことを忘れようと思う。 愛しているから、次にあなたにまた会った時に微笑んで会いたいから。 次に話ができた時は、ちゃんと友達になりたいから。 わたしたち、出会ったタイミングが間違っていたね。 だから一度。おわり。 次に会う時は、新しいわたしでいればもう失敗しないと思うから。

何もかもなくすんじゃないかと不安でたまらない。 こんなときに、あなたがいてくれたら。 ううん、あなたを望んだから何もかもをなくそうとしているのかも。

もう彼がいなくても

3月に資格試験を受けるのを迷っている。 悩み事が多くて勉強が手につかないので 正直受かる気がしない。 来年も生きている予定だから、 来年受ければいいかとも思ったのだが まだ頑張りたい自分がいる。 もう彼に褒めてもらえなくても ひとりでやれると証明したいのかもしれない。 いや、またいつか彼に褒めてもらえると どこかで期待しているのかもしれない。 「(何かしたら)また褒めてくれる?」 「いいよ」 その約束を果たしてくれると どこかで信じているのかもしれない。 もう果

ジョージ・マイケルの「Father Figure」を聴いた。サビの「I will be the one who loves you till the end of time」で胸が痛くなった。こういうこと言ってくれる人いないかなあ。日本人には無理かな?いや、男性には無理だな(笑)

なくしたかけら

シルヴァスタインの「THE MISSING PIECE」という絵本を思い出した。 自分のなくなったかけらを探して旅に出て、あわないかけらと接したりしているうちに最後に自分とぴったりのかけらと出会えたというお話。 彼はわたしにとってまさにぴったりのかけらだった。 だけど、今はそのかけらは目の前で消えてしまって途方に暮れている。 すきまが空いてさびしいよう、と泣いているのだ。 ぴったりのかけらがあったからこそ、自分が欠けていたんだと改めて自覚させられたのかもしれない。 人

彼の好きだったポール・マッカートニーの曲を聴いていると胸が痛くなる。彼が好きで教えてもらった曲はいっぱいあるけど、ここで紹介するのはまだまだ時間が必要だなと思った。ビートルズもポールさんも名曲がたくさんあるから残念だけど、書いているうちに泣けてきちゃうので。

柔らかい茶色い髪。ちょっと小さい背中。かわいいお尻。白い肌。ちょっと荒れた手。やさしい声。これは、きっとあなたに触れようとした罰なんだね。手に入れてはいけないもの。神様、ごめんなさい。でも、どうしても欲しかったの。彼がわたしの前から消えたのは、きっと、わたしへの罰、なんだね。

昔は「ずっとひとりがいい」って思ってたのに、「人を好きになりたい」なんて愛を教えられたロボットかなんかみたいだな。それだけバニラさんの愛はすごかったってこと。いい男だったなあ。もうあんな人、二度と巡り合えない。いや、あの人に近い人がいても、わたしとはきっともうご縁はないだろうな。