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感謝の手紙で変わる心

ポジティブ心理学 再受講

私は今ポジティブ心理学コンサルタント養成講座を再受講しています。
昨年、受講し、私の人生をより豊かに変化させてくれたこの講座、
今回再受講しようとおもったきっかけは

まず、この学びの場のコミュニティの仲間が素敵だということ
このコミュニティの場に居たいという思いから、

そして、実は前回受講したときは、
助産師という仕事に役立てたいという思いから受講したのですが、
講座が修了したとき、

あれ、私、なんだかイライラすることが減ってる、
家族への感謝が増えてる、
幸せだな~と思うことが増えてる
と、気が付いたら気分の良い日が増えていたんです

自分で意図してそうしようと思っていないのに
気が付けばなんだか幸せ

これには自分でもビックリでした。


意図していないのに、この変化!
じゃあ、毎回の講座でのワークに真剣に取リ組んだらだらどうなる?
そう、思い、再受講を決めたわけです。
(前回も決して不真面目に取り組んだりしていません、より真剣に取り組んだらです)


そうしたら、さっそく大きな気づきがありました。

感謝の手紙

それは、「感謝の手紙ワーク」

ポジティブ心理学では、感謝の手紙を書くことがよく推奨されます。
その目的は、普段の生活の中で「無いもの」ではなく、「あるもの」に目を向けることです。

私たちは、どうしてもネガティブなことに目が行きがちです。
これは「ネガティビティバイアス」と呼ばれるもので、
このバイアスが強いと、幸せを感じる機会が減ってしまいます。

しかし、感謝の手紙を書くことで、このバイアスを減らし、
幸福感を高めることができるのです。

今回このワークで手紙の相手に選んだのは6年前に亡くなった母

実は、私の幼少期の記憶の母は常にイライラしていて、
抱っこされたり、手をつないだ記憶もほとんどありませんでした。
傷つけられたことも沢山あります。

そんな背景から、私は母に対して愛されている実感をあまり持っていなかったのです。


そんな、私が母が亡くなる前に聞きたかった言葉があります。

それは、「おかさん、私のこと好きだった?」です。

亡くなっていく母に聞くことはできませんでした。

なんだか、それは母を傷つけてしまう気がしたから


今回、母を感謝の手紙に選んだのは何となくなのですが、
1年ちょっと、ポジティブ心理学を学んできて、
私の中に母を振り返る土壌ができたのかもしれません

最初は何を書いていいのか分からず、筆が進まない
でも、思い出を一つ一つ掘り起こしていくうちに、
感謝の気持ちが溢れてきたのです。

例えば、朝早く起きて、お弁当を毎日、毎日、毎日作ってくれたことなど、
腰が痛い時、ずーっと腰をさすってくれたこと

双子育児で夜中に寝ない双子のお世話を手伝ってくれたこと
孫をかわいがってくれたこと
育児も沢山手伝ってもらい
たくさんの感謝すべき出来事を思い出しました。

傷つけられたことも沢山あるので、
近くて遠い存在だと思ってきた母

でも、感謝の手紙を書いたら、嫌な思い出がぱっと思い出せないくらい、
感謝の気持ちが心の中を満たしていきました。
ネガティブな記憶が薄れ、ポジティブな記憶がどんどん浮かんできたのです。

なんというか、不思議な感覚
こんなにも感謝の気持ちがあったのだと驚きました

母に対してしてほしかったことが沢山ありました
多くはもらえなかった。

でも、もらったものも沢山ありました
「大切に思う気持ち、愛する気持ち」はあったのです
なんだか、ホッとしました
私も愛されていたことを実感できたから

感謝ワーク 振り返り

ワークを振り返って思うことは
「大切に思っている」「愛している」
これが伝わらないなんて悲しいなと思いました。

私も母として完ぺきではないし、
子供を傷つけることもあります。

でも、「あなたの存在は大切だよ」
「大好きだよ、愛しているよ」ということは伝わるように努力しています。
きっと、この愛が伝わっていなくて、苦しんでいる親子は沢山いるのではないかと思うんです。

子供たちに「ママにが○○ちゃんを大好きって伝わってる?」と聞いてみました。
そうしたら、「そんなの、普通にわかってるよ」と返事が(笑)

私の愛はちゃんと伝わっているようです。
うれしいですね。

愛を伝える方法をママ達が知っていたら
こんな行き違いがなくせると思うんです
ママ達に、この方法を伝えて行きたいなあ・・・。

幸せな親子が増えるように
私のような行き違いが減らせるように
そう、強く感じました。

ポジティブ心理学では、感謝することが幸福感につながることが科学的に証明されています。
それを今回、実際に体験することで、効果を肌で感じることができました。

感謝の手書きを書いてみると、
その効果を体験してもらえるのではないかと思います。

感謝ワーク ポイント

最後に、私が考える感謝の手紙を書く際に役立つと思うポイントをいくつかお伝えしますね。

1. **具体的なエピソードを思い出す**:感謝の手紙を書く際には、具体的なエピソードを思い出すとよいです。小さな出来事にも感謝は沢山あると感じました。

2. **感謝の気持ちを素直に書く**:感謝の手紙は、形式ばらずに素直な気持ちをそのまま書くことが大切だと思いました。形式にとらわれない方が、感じるままに手紙をかけました。

3. **感謝の手紙を書く時間を作る**:忙しい日常の中で感謝の手紙を書く時間を作るのは難しいかしいです。今回はワークという形でその時間を取ることで、感謝の気持ちをしっかりと感じることができました。そのための時間をとるということが必要になると思います。

ポジティブ心理学は、科学的な根拠に基づいて私たちの生活をより良くするためのツールを提供してくれます。
次回の講座のアウトプットでも、さらなる気づきや学びをシェアしていきたいと思います。


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