「西洋音楽史を聴く」を読んで

今月末にクラシックコンサートに行く予定なので、西洋音楽史を予習しておこうと思い、この本を手に取った。
19世紀後半の後期ロマン派には有名な作曲家が多く、ワーグナー、ベルリオーズ、リストなどによる、誰もが聴いたことがある名曲がこの頃に生み出されている。
先日、ワーグナーのオペラのDVDを購入して鑑賞したが、ワーグナーの自由奔放な生き方がその作品にも表れており、この本を読んだことでより深く解釈できた。この本に直接の記載はないが、神話をモチーフとした「ニーベルングの指環」は「神は死んだ」と言ったニーチェと同時代の作品であり、既にキリスト教の影響力が弱まっていたことが伺える。
この本で紹介されている楽曲をすべて聴くことはできないけれど、音楽史を知るとクラシックをもっと楽しむことができる、と思える1冊だった。

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