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目覚めと覚醒の話11.【アルコール依存性と覚醒】

私はアルコール依存性です。

今は、
でしたと言った方が良いかもしれません。
酒は今でも好きですが☺️

23歳の時、
大学を休学して、実家に戻り、
音楽制作をしていました。
親には、
「やりたい事があるから、1年だけ実家に置いてくれないか?食費だけは払うから、お願い!」と言い、

深夜のコンビニのバイトをしながら、
昼間に音楽制作を行いました。

今は、スマホ一台あれば、
作曲、発信、販売まで、全ての事が出来ますが、
当時はそうではなかったので、
最低限の機材を揃えて、
レコード会社に送る様のデモ作成の為、
毎日10時間以上、音源制作を行なっていました。

ここで困った事が起こりました、
ドラムのパート製作を何時間もしていると、
そのドラムのパートの音が頭に焼き付いて、
寝る時にも頭で鳴り続けるのです…

この状態で寝ることは不可能でした。
何日も何日も寝ずらい日々が続きました。

ある日「寝酒」という、
情報を得て、
キッチンにいつも置いてある母親のブランデーを取り出し、
ブランデーの蓋(10ml程度)についで、
飲んでみました。

私は下戸で、
ビール100mlだけ飲んでも、
顔が真っ赤になり、鼓動が早くなるタイプでした。
それが、40度以上の酒です。
例に漏れなく、
あっという間に酒が周り、
酩酊してバタンキューでした。

これは良い方法を見つけた!と喜びました。
寝たくなったらブランデーを一口。
そして、バタンキュー。

完璧なサイクルだと思いきや、
これがそうでもありませんでした。
人間は耐性が出来る様です。

一口が二口になり、
1年が過ぎる頃には、
寝る為に必要なブランデーの量は、
1本になっていました。
日本酒なら、1日2Lです…

今回、言いたい事は、
アルコール依存性と覚醒の話しで、
過去の話をしたい訳ではないので、
あいだの話は全部省きます。
※暇な時が来たら書きますね。

その後、成功や挫折、
色々な経験をしましたが、
約20年以上、
私はアルコール依存性という中にいました。

会社に行く前にも酒を飲みましたし、
ライブで歌う時も泥酔してましたし、
非難を承知で言うなら、
飲食運転も日時茶飯事でした。

社会的な視点からみれば、
完全なる迷惑者を超えた馬鹿野郎ですし、
今なら飲酒運転は犯罪者にもなります。

全部頭では分かっていながら、
酒をやめる事が全く出来ませんでした。

医者にも通いましたが、
治る事はありませんでした。
むしろ、
安定剤、向精神薬は酒との相性がとても良く。
更に酒の量は増えるばかりでした。
中島らもさんは精神安定剤をポリポリかじりながら、ウイスキーを飲んでいた様です。


アルコール依存性は、
治る事の無い病気と言われています。


世の中にはそんな悲しい精神的な病気が、
幾つもあります。

摂食障害、リストカット、
ギャンブル依存、薬物依存等々。

これらの病気は本人が1番辛いのですが、
さらに周りからも散々な扱いを受けます。

好きな事をやっている様に見られるので、
社会性や、常識等に圧をかけられ、
とにかく辛い体験を多くします。

普通の医者は言います。
一生付き合っていく病気です。
辞める努力をしてください。
断酒施設も全国にあります。


アルコール依存性の死因は悲しいものです。
肝硬変、酩酊状態からの転落死、
大好きだった、中島らもさんも、
転落後、打撲をして死んでしまいました。

私も何度も思いました。
「この先、もう明るい人生はないなぁ…」
アルコール依存性の平均寿命は56歳だと言います。
何歳まで生きる事が出来るのか…

でも、何もコントロール出来ずに、
酒を飲み続けていました。


でもここで、起こったのが、
目覚めと覚醒の体験です。

アルコール依存性というのは、
単なる病気という観念で、
だから、それを外してしまえば良いのだと、
教えてもらいましたが、
それより先に、
目覚めの体験により、
アルコール依存性という観念は勝手に外れてしまいました。

スピリットは病気を観念としてエゴマインドとして張り付けて体験しているだけで、
スピリット自体は病気にはならない様です。

それから不思議と、
酩酊して、毎日立てなくなる程酒を飲む事はなくなりました。
今でも酒は飲みますが、
酩酊するまでは飲みませんし、
ジャックダニエルを1日に一本空けてしまうような事もありません。
ある程度ではありますが、
次の日の事も考えて飲む事が出来ます。

アルコール依存性から、
単なる酒好きになった様な感じです。
全く不思議な事です。
週末はまだ大酒を飲む事もありますから、
周囲からは、
変わって無い様に見えているのだと思いますが、

結局、この長い文章で何が言いたかったかといえば、
社会に幸福を与える立場からは程遠い、
こんなアルコール依存性の馬鹿野郎にも、
目覚めと覚醒の機会は来る。

天は見離さないという事です。
天は今の社会のルールより懐がかなり広い様です。
逆にアルコール依存性だったから、
目覚めの機会が来たのかもしれません。

今は自由業でのんびり生きてます。

だから、今とても辛い思いをしている人、
社会から虐げられてる人も、
大丈夫だと思います。
人生は良いも悪いも、単なる体験です。
エゴマインドにとって辛い時こそ、
スピリットは喜んでいるのかもしれません。

エゴにとっての、
とてつもなく辛い経験は、
覚醒にとって欠かせないものの様です。

限界まで圧力がかかるから、
その反動で、
覚醒するというのが、
覚醒の法則の様に思います。


ただ、今世ではアルコール依存性を完全に体験したい、
覚醒剤などの依存性を体験したいというスピリットもある様なので、
自分がもし依存症だった場合、
下手に常識と争わず、
依存性のままの人生を愉しく送ればいいと思います。
違法系の依存性を持った人は本当に大変だと思いますが、

それも受け入れて、あまり悩まずに、
ありのまま、依存症やあらゆる病気を体験しながら生きれば良いと思います。
治す努力をする必要も無いと思います。

時が来れば治る人は治るし、
治らないまま死ぬという経験をする人もあるだけだと思います。

でも、動けるなら、良くなる方へと動いてみるのも、よいと思います。
治らなくとも、治そうとしている役の人、
治してもらおうとしている役の人の、
経験が出来ますし、
これからの時代は、
今まで治らなかった病気が、
案外、あっさり治るという様な事も沢山出てくると思います。

とにかく今は全くそうは思えなくても、
全ての人の今は、常に完璧なのだと、
何度も伝えられましたので、
私は今、ああしようこうしようとせずに、
大きな流れに身を任せている感じです。

社会的、常識から判断されたら、
私は単なる変人なのですが、
全く問題ありません☺️

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このブログは目覚めの体験が始まって方達への情報共有を目的に続けています。

目覚めの体験が始まったと思われる方は、
「目覚めと覚醒の話」を1話目から、読んでみてください。

目覚めの体験は、多種多様らしく、
これが正解みたいなものは無く、
人の数だけの異なった体験があるので、
私は断定する様な表現をしない様に、
心がけています。
参考になればいいなぁ、
くらいの軽い感じです。

勿論、体験を共有したいとも思っています。


私にとって覚醒体験は、
ぶっ飛んでるし、
自分に合う情報も今は少ない様に感じていますので、
1人の人の体験として、正解とせず、決定ボタンを押さずに読んで頂ければと思います。

目覚めの体験後、辛い方はいつでもDMください。
話くらいしか聞く事は出来ませんが。

私は生業が別にちゃんとあるので、お金は頂きません。
いつでもいいのでご気軽にどうぞ☺️
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