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自分のリズム(20230420)

朝と晩の食後にいちごを食べた。

これは去年食べたいちごの写真


Twitterに投稿されたイラストに対して、リプ欄でこれはAIが描いたものだなんだと言う人をよく見かけるようになった。反対に手描きだと見ればわかるだろというリプライもある。そういう論争になると、真偽以前に人の作ったものに対して疑心暗鬼になるのはあまりにも失礼で、結果だけ見てビジュアルで判断するのはナンセンスだと思う。どっちでもいいだろ、という話でもない。
テクノロジーの進化で人間の心の営みが侵されることがあっていいのか。
AIイラストが流行する前は人の描いた絵をこんな風に疑いの目で見る人はごく少なかったはずだ。Twitter内の狂気がさらに加速しているのを感じる。


「気になってる人が男じゃなかった」を読みました。

Twitterで最初に読んだときから好きで、毎週ずっと追いかけてた作品なので書籍化を知ったときは楽しみで仕方なかった。
当日に本屋で買った。
端末で読んだストーリーを紙の本でなぞる。既読の漫画だけどやっぱり手に取れる本は良い
書き下ろしは最初と最後、両者ともCDショップで2人が出会った話。最後の章の熱を帯びて高まるようなラストが最高だった。
みつきの過去編は、今と同じスタイルを貫いて現在への結びつかせ方がすごく良い。
幼い頃から異色だと自覚していたリズム。そのせいで人と衝突した過去を持つみつきはありのままの自分を学校で隠すようになる。しかし高校で自分と似たリズムを隠し持つあやと出会い、一人で楽しむものだった音楽は2人を繋ぐものへと変わる。
自分のリズムを貫くことって大事だ。自分のあり方を理解できている人はきっと多くない。私もそうだ。自分を知るということが難しいというのに、それを認めて、その上で人と接していかなくちゃいけない。果てしない道だ。

これからも毎週、Twitterでこの蛍光グリーンを見つけて、2人の物語を追えると良い。

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