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10秒間の世界の肯定(20230722)

午前中に映画を見に行った。私は映画館に行くとき必ず道に迷ってしまうという性質がある。上映時間になってもまだ外にいて、ダッシュでチケットを購入して席を探した。5分オーバーしたがまだ予告映像の時間だった。よかった。君たちは息を切らしながら映画館で着席したことがあるか。そう、「君たちはどう生きるか」を観てきました。

この一週間をネタバレに怯えながら過ごしていたけどほとんど見かけなかったので、私もまだ言及したくない。もう少し守秘義務に徹する期間は続くだろうし。まだパンフレットの販売もされていなかった。

具体的な内容には触れないが、おもしろかった。1回目で全部は理解できなかったから何度か観て理解を深めたい。観るほどに宮崎作品だなあ、と思った。


昨日の「もののけ姫」を見逃したので今度観たいな。なにしろ小学生のときに観たのが最初で最後だったから、ほとんど覚えていない。しっかり観なくちゃいけない作品が山のようにある。「風立ちぬ」もまだ観ていない。とにかく流行に疎いのだ。


ずっとぼんやりと思っていたことだけど、ジブリの作品って水のデフォルメがすごい。しずくの一滴一滴がものすごくでかくて粘性がある。逆に水滴を小さく描いて、さらっとした肌触りだとリアルな質感になるということが分かる。小物や建築物のデフォルメが特徴的だが、液体の描写に注目してみると楽しい。アニメーションの手法だ、と改めて意識させられる。


たこ焼きを食べた。
初めて、ポン酢とネギでいただいた。ハイパー美味い。
マヨネーズの要否を問われ、反射的に断ってしまったがその5秒後くらいに早くも後悔が始まった。あってもよかったのに。


ドーナツを食べた。いくつかテイクアウトした。
白いポン・デ・リング。

「茶道DANCE SPACE」Tシャツを着ていたから店員さんに「雨穴さん好きなんですか?」と聞かれてすごく嬉しかった。私はこれまでなにかしらのキャラクターや既存の概念がプリントされた服を着ることが一切なかった。そのうえよく家族に「怖すぎる」と言われるので、こんなところでわかってくれる人と出会えたということが、数秒の会話でしかなかったとしても、まるで世界に肯定されたようで本当に心から嬉しかったのだ。今日着て行ってよかった。今度は匿名ラジオTシャツで行こうかな。持ってないけど。

▲「茶道DANCE SPACE」Tシャツ



本を買った。
印象派のことはある程度知っているがもっと深い知識を求めて購入した。



ZOOMで観るつもりだったオンラインイベントを見逃してしまった!リアルタイムでのイベントなのに、アーカイブで観れると勝手に思いこんでいたのだ。惜しいことをした。なにをやっているんだ私は…。

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