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好ましい嫉妬(20230718)

本来なら昨日の日記に書くべきことであるが、昨夜、日付が変わる前に小説を投稿した。noteの創作大賞に応募したのだ。完成してからずっと表に出すのを渋っていたが、この機会に思い切って公開した。

正直、書いている途中から思っていたことだけど、作品の中で私がやりたいことがやりきれていない感覚があった。不完全燃焼もいい所だ。燃えるどころか少し燻っただけだった。夢中になって気がつかなかったが、うまく燃やしてやりたいよ。

どうやら私、嫉妬という感情が好きらしいんですよね。創作物はもちろん、現実で他人や自分が抱える嫉妬心も嫌いじゃない。嫉妬は醜いものだと言うけど、でもだからと言って悪だとは思えない。

嫉妬を客観的に見たとき、憧れにあやかることを夢見てもまるで手が届かないもどかしさが内包する、カタルシスのようなものが何よりも人間的に感じられて心を動かされる。

なんだかグチャグチャ思い悩んで、生ゴミみたいな気持ちになってしまうことが私にもよくある。そのときは惨めで心が苦しいけど、でもそれがバネになって努力する力に変わってくれる。生ゴミはコンポストに入れて肥やしにできるから、無駄なものではないはずだ。

なにか行動しないといても立ってもいられないような、人を突き動かすほどの強い感情のひとつとして好んでいる、というのもある。もしかすると愛と混合している可能性もあるかもしれない。なんにせよそこに生じた感動は本物だ。




闘牛・闘犬・暴れ馬のいずれかを見に行きたい。どれも見に行けないから代わりにネットで狂い人(くるいびと)を見ている。牛や馬と違って、人間は自己発信してくれるからおうちで手軽に楽しめて良い。


おおきなミカンを食べた。


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