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私の心が落ち着くまでに6分かかりました(20230826)

本棚に囲まれている。私は友達と初めて行く本屋にいた。すごく広い。階段を登ったり通路を通ったりしているとどうやら展望台と思しきタワーが認められたので登ることにした。しかしそれはよく見ると大きく斜めに傾いていて、迷ったが登ることにした。上り口が見つからない。友達ともはぐれた。

少し離れたところにタクシーがいた。普通のタクシーの形状ではなく、バンをタクシーとして使用している車だった。運転手に聞いてみると、上り口まで無償で案内してくれることとなった。乗車するとおじさんが5人乗っていた。

おじさんたちがワイワイ言っているなか黙っていると真ん中に座っていたおじさんがおもむろに立ち上がり、運転手と助手席のおじさんの頭を押さえつけた。車はそのままのスピードでT字路に突っ込み、塀(記憶が曖昧)にぶつかって停車した。前のふたりはもちろん、すべてのおじさんがぐったりとしていた。おそらく衝撃で首をやってしまったのだろう…。自分は元気だったが、うめき声しか聞こえない車内に恐怖した私は逃げた。こわい夢だった。



それはともかく。


今日はいい日だったな。この一週間の中では間違いなくその日だった。

朝起きてラジオを聴きながら絵を描いたり、最近ようやく手をつけたチェンソーマンを読んだりしていた(最高)。


昼前に準備をして最寄りのバス停まで歩いた。
バスってぜんぜん乗らない。最後に乗ったのがおそらく中学生の時だ。最初に乗ったのも中学生の頃だったな。そもそも公共交通機関を全く利用しない。環境的にあまり発達していないのでうまく利用できないからだ。

バス停までの道で、小学生の頃仲の良かった子の実家の前を通った。砂利道でガタガタだった地面は舗装され、よく吠える犬がいた家のフェンスは外されて低くなっている。あの道も、あの家も、あの頃から変わってしまった。私はどうだろう。変われていない気がする。

久しぶりに立つバス停は緊張した。時間になっても大抵遅れてやって来るとわかっていても、不安になってしまう。

無事乗車し、切符を引いて後方の空いた席に座る。それにしても揺れるなあ。エンジンで、小刻みに。揺れもこの匂いもあんまり好きではない。でも運賃表を見るのは好きだなあ。あのパネル欲しい。



バスを降りて、十数分ほど歩いたところにある喫茶店に入り、昼ごはんを食べた。


ドリアセット。美味しかった…。
ドリンクはプラムスカッシュにした。初めて飲んだ。酸味があって美味かったのでまた飲みたい。

食後にサービスのお茶が運ばれてきた。嬉しかった。しかし熱くて飲めないので冷めるまで時間を潰そうと指スマホでスケッチをした。

斜め前の席で恋バナをする知らないマダムの会話をラジオにして飲めねえ茶を指スマホでスケッチしたあの時間。
ほどよく冷めた茶は美味かった。



店を後にし、目的地へ向かう。情報を伏せるが以前お世話になっていた方のお店へ行った。向こうは私のことをほとんど覚えていなかった。それもそうなので別にショックでもなかった。
いろんなお話を聞かせていただいて、すごく勉強になった。社会のこととか思想のことを教えてくださった。わからないことも多くあったので己の無知を痛感した。ああいう話を教えてくれる大人の人ってあまりいないので良かった。また行こう。



帰りにいいものを見た。

ノイズがなくて良いな。


本屋で本を買ってからバス停へ向かう。
結構ギリギリの時間に到着したので買ったシュークリームを3分以内に完食しなくちゃいけない。

2分で食べ終えた。
バスは来ない。

え?いやいや…おい、5分経ったんだけど。騙されたのか?おかしいだろ…と思って不安になっていたらバスがヌーッと向かってきた。お、お前!と顔が綻び、抱きしめたい気持ちだったが平然とそのまま乗車する。席についてから切符を撮り忘れたことに気がついた。信号待ちの時に立ち上がって撮りにいくとすでに引っ込んでいた…。やれやれ。まあ、番号はわかるからいいか。

お金を払って降車し、歩いて帰宅した。

買った本

Amazonから届いたもの

うれしい
最高



軽い箱も届いてみたので開封する。


緩衝材に、ファイチ。

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