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同じ光の下、あなたを信じている(20230929)

月を見たくて表に出たけど、雲で隠れて見えなかった。それでも申し訳程度に溢れる月光が驚くほど明るくて嬉しかったので、満足して今 日記を書き始めた。


今朝はいい絵が描けて嬉しかった。晴々しい気持ちでiPadから書き出したイラストデータをiPhoneへ転送する。フン。いいじゃん。
悪くない出来だったけど、その後、ひとの描いたもっとずっといい絵を目にすると一気に自信を失ってしまった。みんなどうしてそんなに素晴らしい作品を作れるんですか?

はあ。だめだな。人と比較していちいち落ち込んで、路頭に迷うことが無駄だってくらい、いい加減学べよと思う。毎日同じような悲しみを抱えててくだらないよ。ばかだよなあ。今自分にやれることは、とにかく努力して自分と他人を比べないことだ。わかっている。わかっているのでやるぞ。

さっきからずっと蚊が飛んでいる。何度も肌にとまるからその度に叩くがずっと逃げられている。すごい速さだ。そのセンチメンタルはいつかお前の身を滅ぼすのかもしれないよ。


外から、練習をしているらしい笛の音色が聞こえてくる。リコーダーの割には音が曇っているんだよな、なんの笛だろう。

最近の自分の日記は、今現在起きていることを書いて茶を濁すような文字数稼ぎばかりで美しくないよな。

それはそうとさっきお月様を見てきた。

明るいね。Xで小山田さんもお写真を投稿されていて、離れていても同じ時に同じ美しさに喜べることが幸せだと思った。そう考えると、月ってTwitterだ。


今日は仕事終わりに髪を切ってきた。スッキリして嬉しい。しかし切りすぎかもしれないな。山口むつおさんみたいになっている。でも似合っていると言われたので問題ないのだろう。信じている。

美容院でシャンプーをされる時、美容師にもよるのだが、頭のマッサージの力が強すぎて驚いてしまう。大丈夫か?これって殺意ではないか?と美容師に疑いを向けてしまう。なのに力加減について問われると大丈夫ですと答える。信じているから。

それにしても髪を切ってもらっている間、暇なんだよな。眼鏡を預けているから視力を奪われて、コミュニケーションがうまくできないから黙っている。聞かれたことにだけ答えるが、それ以外はずっと目を閉じて瞑想する。なにが起きているかわからないが、不安はない。信じているから。


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