真実告知 小学3年生 エピソード3

同級生に養子だという話をして
「かわいそう」と言われたらしいです。

べつの友達には特に何も言われなかったとか。

幼稚園時代と比べて、反応する子が多くなってきました。
何も言わない子も、ママから産まれていないことを理解した上で、
特に何も言わないようです。

マリアは新しい友達ができて仲良くなると養子であることを
打ち明けているようでした。
 
そういえば学校で新しい担任の先生が「休みにどこに行くの」と
聞いた時のこと。
たまたま乳児院にいく予定だったため、「乳児院に行くんだ、私、養子
だから」と答えたようです。
養子であることは先生には伝えていましたが、急に言われて返答に
困ったのか、
「え?養子?」と言った先生に対して、養子の意味が分からないと思った
マリア。養子の説明をしたと話しました。

乳児院には赤ちゃんのお世話体験に行かせて頂きました。
「乳児院で赤ちゃんの世話をしたい!」というマリアの希望を叶えて
くれたのです。
改めて気づいたことがありました。
オムツを替えて、食事を介助すること以外にも、保育士さん達は
たくさん話しかけて、とても可愛がってくれるのです。
マリアが赤ちゃんだった時の話も聞きながらのお世話体験でした。
お世話のイメージはオムツ交換やミルクだけだったのではないかと
思います。
「たくさん、可愛がって、大切にしてもらったんだね~」と帰りの電車で
話しました。
いつも温かい乳児院のスタッフの皆様にはとても感謝しています。


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