真実告知 小学2年生 エピソード4

2年生になって言い始めたことがあります。
それは「養子はクラスに一人だから恥ずかしい」というものです。

「一人だけ〇〇」で、恥ずかしくなる気持ちは分かりますが。
「クラスに一人だから」が、「養子だから恥ずかしい」に
ならないようにしなければいけないと思いました。

20年ほど外国に住む友人に日本では養子であることを
言わない人が多いと話したことがあります。
「なんで???」と、びっくりしていました。
友人が住むのは、日本人がイメージする養子が多い国ではありません。
それでも、養子を迎えた人を何人か知っていると言いました。

マリアが小さい頃、養親の先輩に学校では言わない方が
いいとアドバイスを受けました。
「いじめられるかもしれないから」が、当時の理由でした。

子どもが養子である事実を隠して、友達と長い期間、
コミュニケーションを取るのは精神的に良くないような気がして、
アドバイス通りには行動していません。

アドバイス通りにマリアに伝えても
「これは秘密だけどね」と、たくさんの友達に
話したかもしれません。

親も子も、養子であることを伝えることができる社会にするほどの
能力もパワーもありませんが、

子ども達が「養子だから恥ずかしい」にならないように、
どんな取り組みをすればいいのか、考えているところです。





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