真実告知 3歳 エピソード4

3歳10か月
この年齢を私はメモしておきました。
なぜなら「マリアはAちゃん(乳児院の先生)、Bちゃん(乳児院の先生)から産まれた?」と聞いてきたから。
そして、「違うよ、別の女の人から産まれたよ」と言うと、
「名前は?」と聞いてきたから。

な、ま、え!
そんな質問を3歳児がしてくるとは思いませんでした。
産みの母の名前の漢字がそのまま読めないのではっきり覚えていません
でした。
「ハルさんだったかなあ?」
隣で聞いていた夫が「何か、違う気がする」
私「じゃあ、調べておくね」

次の日、しっかりと聞いてきました。
「ママ、調べた?」
「ケイさんだった」
「ふ~ん」

名前の質問は2~3回あったと思います。
すぐに覚えて、ケイさんと呼ぶようになりました。

「ケイさんはなんで私を育てられなかった?」という内容の質問も
よくしていました。
最初は「若かったらしい」とか、児童相談所から聞いた内容を答えて
いましたが、若くても育てている人はいるわけで。
「会った時に、聞いたらいいよ」と言うことにしました。

でも、マリアを大事に思うから、赤ちゃんの家に「お願いします」って
連れて行ったんだよ、という話はしていました。

「どんな人だった?」
これも良く聞いてきました。
「(乳児院の)A先生に聞こうね」と返事をしていました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?