真実告知 3歳 エピソード2

おしゃべりで好奇心旺盛なマリアは、毎日が真実告知でした。
「赤ちゃん、なんで赤ちゃんの家にいっぱいいる?」
「パパ、ママ、なんでくるのが遅かった?ママ、パパのご飯作ってた?」

0歳~1歳の委託が増えていた当時。
周りの養子仲間に比べて自分が遅く養子に迎えられたことは疑問の
一つでした。
「手続きに時間がかかったのよ」
そう答えていましたが、本当は私たちの前に別の里親さんと交流したことがありました。
大人になって、話の流れで言うかもしれないけど、
今、言う話ではないかと思い、手続きのせいにしていました。

小学生エピソードになりますが、
産みの母探しの時にある方から、「言ってないの⁉」と言われ、
伝えることにしました。
「え⁉言った方がいい話だったの?」と驚きましたが、
タイミングをみて伝えました。
小学生のマリアはあっさり納得しました。

3歳の時に言った方が良かったのかは分かりませんが、
年齢が低くても、少しのおかしさでも、子どもは気づくのだと思います。

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